飯田 順三(教授)

イイダ ジユンゾウ

専門分野 国際関係法
担当科目 国際法総論、国際人権法、国際私法、法社会学、アジア法
研究テーマ グローバル時代における国際関係法の課題

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研究者情報詳細

略歴

  • 創価大学法学部卒(5期)
  • 同博士前期課程修了
  • タイ国タマサート大学修士号取得
  • 英国ブリストル大学Doctor of Philosophy(博士号)取得
  • ケンブリッジ大客員研究員
  • フランス・パリ第10大客員研究員
  • オランダ・ハーグ国際法アカデミーCertificate取得
  • アメリカ・ハーバードロースクールCertificate取得

主要な論文・著作

『国際法への誘い』(共著、八千代出版)

所属学会

国際法学会、国際人権法学会、国際私法学会、法社会学会、比較法学会、タイ学会

メッセージ

大学とは、「知識を得る」、「構想力を養成する」、「人格を磨く」場であると思います。「知識を得る」とは、高校までに得た知識を基礎にさらに多種多様な知識を貪欲に得て、一般教養的知識とともに、専門知識といわれるものを修得することでしょう。「構想力を養成する」とは、得た知識を利用し組み立て、自分なりの考えを作り上げ ていく、あるいはある事柄について分析・批判する力を養成するということだと思います。「人格を磨く」とは、悪知恵を使う癖を持ち合わせているこの人間の善性を磨き、 知識を得てもそれを悪用せずに世のため人のために使う人間になる努力をすることではないでしょうか。大学は自分で何を学びたいかを決めそれを自分自身で学んでいく「場」であると考えます。生涯の友人作りとともに、主体的に勉強する勉学第一の学生生活を送ってほしいと念願します。

ゼミ紹介

演習テーマ

国際関係法研究:グローバル時代の国家・企業・国際組織を考える。

研究内容

現代のようなグローバル化が進む社会では、単に一つの分野の知識、一つの思考価値を持っているだけでは太刀打ちできない時代に入っています。複雑に絡まる事象を素直に認識し、それを読み解き、明瞭に分析し、最善の解決方法を見つけるーーそのための複眼的で柔軟な思考と、多様性と多層的価値観を身に着けることが極めて重要になっています。

日本で生まれたあなたは日本式思考方法でこれまで生きてきました。当然です。しかし、これからあなたを待ち受けている社会ーグローバル社会という場面では、たとえ日本に住んでいても、あなたが日本的発想「のみ」を有する人では、自分自身が大きく開花でき、また社会に対して自分なりに貢献できる「人」になることは難しいでしょう。今は、そういう時代なのです。たとえ、卒業後の仕事が日本国内であっても、また一地方の小企業であっても事業展開・マーケットは、このインターネットの時代では、もう世界に広がっているのです。

私のゼミでは、このグローバル化した時代をどう生きていくのか、どういう発想で毎日を過ごすことが、10年後20年後30年後の自分を成長されることができるのか、を考えていきます。

もちろん、社会に出たときに使えるスキルを身に着けることも大変重要です。英語、資格、SPIなど、あなたをふるいにかける仕組みはいっぱいあります。したがって、これらの関門を通過することも無視はできません。

私のゼミでは、『思考をグローバルに、そして足元を固める』をモットーに、英語や資格などのスキルアップをサポートします。

具体的には、まずグローバル時代に国家と国際組織・企業の役割・あり方がどのように変化してきたのかについて学習します。次に以下のような資格について、その基礎力の養成を目指します。

まず最近注目されている知的財産管理技能検定の受験を推奨し受験のサポートをします。この試験の詳細は、http://www.kentei-info-ip-edu.org/howto.html#a002を見ていただきたいのですが、有資格者数はまだまだ多くなく、有望で希少価値のある資格です。

次に英語についてですが、TOEICの点数をアップするために、Weblioオンライン英会話を利用(有償)して発話練習のサポートします。詳しくは、https://eikaiwa.weblio.jp/wte/index2/を見てください。(なお、ゼミとして申し込むことを企画していますので、受講費が若干抑えられる可能性があります。)

以上の資格と英語の両刀使いを目指すあなたにおすすめなのが、米国公認会計士(USCPA)です。詳細は、http://sikaku.jpn.org/main/international/uscpa.htmlをみていただきたいのですが、グローバルに活躍するだけでなく、日本国内の各企業就職にとっても、ダントツに有利に働くことは間違いない資格です。もちろん、ゼミの1 2年間でこの資格が取得できる可能性もありますが、もう少し中期的な視点でこの資格を獲得するために、私のゼミではサポートしていきます。

さらに、グローバルで高度な資格を目指すあなたは、米国司法試を提案します。米国の一部の州では米国ロースクール卒(JD)でなくても州司法試験を受験できますが、本格的に活動する場合は、米国ロースクール卒(JD)が必要でしょう。

ただ、これはかなりハードルが高い目標です。が、達成できない目標ではありまえせん。私のゼミでは、米国ロースクールについての知識、受験対策の初歩を教えます。

以上の学習をすすめるにあたって、飯田ゼミでは、MOOC(ムーク=Massive Open Online Course、http://itnp.net/article/2014/06/24/809)、特に、コーセラ(https://www.coursera.org/)とgacco(http://gacco.org/)を活用します。ゼミの回数はたった15回ですので、教室に来て行える作業には限界があります。そこで、この大規模公開オンラン無料授業を活用することによって、ゼミの回数だけでは身につけることのできない力をつけていきます。ゼミの仲間とMOOKの受講進度を確認し合いながら楽しく力をつけていきましょう。

次に、海外留学支援をおこないます。実は私自身、20代前半から30代中盤まで、海外で留学した経験を持ちます。創大修士課程在学中にタイ(タマサート大)で修士号(その後創大でも修士号)、イギリス(ブリストル大)で博士号を取り、大学職についてからは、米国をカーバーして研究・教育活動をしています。

特に最近では、法学部の短期語学研修先である米国カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)研修の開拓・企画・引率に忙しく動いています。

さらに、現在、ワシントン州シアトルにあるシアトル大学へゼミとして行く夏季短期研修のプログラムを開発中です。シアトル大学で英語の研修をおこない、現地の日系企業商工会議所と連携して、現地企業の視察を計画しています。アマゾン、マイクロソフト、スターバックス、ボーイグだけでなく、多くのIT企業が居並ぶシアトルで、米国経済の今を体験する、そんなゼミ研修を立案中です。シアトルの詳細は、https://www.junglecity.com/live/life-basic/seattle-economy/をご覧ください。また、首都ワシントンDCにあるジョージワシントン大学あるいはジョージタウン大学での夏季研修についても開拓中です。

これらのうち、今のところシアトル大での研修が有力ですが、いずれにしてもその研修の実施は、2017年8月の予定にし、それまで、ゼミにおいて留学準備を進めていきます。

また、アジアを知っていると自負する私の留学経験から、タイのタマサート大学への短期研修も検討中です。タマサート大学法学部は私の青春の思い出が詰まっている地です。同級生たちが今や総長を始め多くの要職についています。その人脈をフルに活用して、通常では見ることのできない場所を訪問したいと思いっています。

なお、文科省の留学支援奨学金の申請をサポートし資金的援助をゲット!します。さらに、留学の意欲がもっと強いあなたについては、「トビタテ海外留学」(http://www.tobitate.mext.go.jp/)の申請についてもバックアップします。

自分で言うのも気恥ずかしいのですが、多様性と多層的価値観を持っていると自負しています。この経験をもとに、留学を希望するあなたをサポートします。私のゼミの卒業生には多くの海外留学経験者がいますが、その中で韓国キョンヒ大学の教員になったM君や東京の私立高校に英語教諭になって活躍しているI君、外務省職員として中米のある国の領事を経験したEさんなどがいます。彼らはみな、自力で自分の道を開いてきた先輩たちですが、根っこには飯田ゼミで培ったものの考え方、とらえ方が息づいていると想像します。

以上の様々な企画を進めるのが飯田ゼミです。グローバル思考をもって現実を着実に固めたいあなたに飯田ゼミは全力でサポートします!

文系大学院 法律学専攻

  • 専門分野 国際法、国際人権法
    研究テーマ 1.国際法の法的性格
    2.国際人権規範の国内実施
    3.アジアの国際法受容発展史
    研究紹介 私は、タイ国とイギリスに長期留学した経験から、アジアと西欧のものの見方を身につけていると自分では考えています。現在までの研究は、タイ、マレーシア、フィリピンの歴史を国際法的に分析することが主な仕事でした。
    今後もこのテーマは継続して研究していく予定ですが、国際人権法の視点を研究の柱に加えたのが約10年前で、アジア諸国の人権概念と西欧的人権概念の比較に取り組んでいますが難題です。今後は、国際法の根本的問題である国際法の法的性質について、法哲学や法社会学の概念・方法を用いて迫っていこうと考えています。
    私の教育方針としては、論文作成を中心に行うつもりです。論理一貫した論文をいかに読ませるように書くか。この点をとくに注意して指導していきます。また、アジアの視点を忘れずに歴史的分析を行うという手法も私の特徴です。

ページ公開日:2017年08月06日
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