神立 孝一(副学長)

カンダチ コウイチ

専門分野 日本経済史
担当科目 日本経済史、経済と歴史
研究テーマ 日本近世村落の経済構造

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研究者情報詳細

自己紹介をお願いします。
創価大学の4期生です。創価中学校の1期生でもあります。中学高校時代は日本文学に興味がありましたが、大学入学時に日本経済史の勉強をしようと志し、経済学部に入学。大学院に進学して現在に至ります。
研究について教えてください。
日本の経済史の中でも、特に徳川時代に関心があります。世界史上まれにみる270年間の平和な時代です。この中で、人々はどのような暮らしをしてきたのか。そこには計り知れない経済合理性がひそんでいると思います。それが面白いのです。
その研究が進むと、どのような社会貢献が期待されますか。
人間の生活や生き方は、他の事柄と違い実験ができません。そのため、よりよい生活、よりよい生き方をするには、過去に学ぶしかありません。過去を正確に知ることは未来への架け橋です。よりよい道が開けるはずです。
ゼミではどんなことが学べますか。
歴史を正確に知るためには、偏見や思い込みを排除して冷静に事実を見つめなければなりません。歴史を知ることは、そうした視点を身につけることができます。さらに、一つの事実が人によって全く異なったことのように認識されるということを知ることができます。人の物の見方が学べます。
学生の皆さんに一言お願いします。
どうしてこんなことが起こったのだろう。どうしてこんなことになったのだろう、というような素朴な疑問をたくさん持って欲しいですね。面白い疑問をたくさん持つことが、学生生活を豊かにします。

文系大学院 経済学専攻

  • 専門分野 近世日本経済史・情報知識学・史料管理学
    研究テーマ 1.日本の近世村落における経済構造
    2.近世・近代の歴史史料の保存と管理
    研究紹介 これまでは、主に多摩地域と山梨県をフィールドとした近世村落経済史研究を行ってきました。また、それと同時に古文書をはじめとする史料の収集と保存・管理について考えてきました。
    研究、教育方針 今後は更にフィールドでの調査を深め、史料の分析およびその保存・管理について研究をすすめていきたいと思っていますが、特に「経済情報」という視点を中心にしていくつもりです。
    教育方針としては、研究室にとじこもっているのではなく、実地の調査等を共に行いながら、その実践のなかで様々なことを伝えていきたいと考えています。
    メッセージ 身の周りで起こっている事象には、全て歴史的な因果関係が存在しているのですから、そうしたことを見て、考えていくことが社会科学という学問の扉を開くことになると思います。日常生活の中で生じていることに関心を持って下さい。
    素朴な疑問がとても大切です。学問を深化させるためには、それははずせません。それが根本とも言えます。そして、この素朴な疑問を持つための手段が、研究論文に数多く接することなのです。簡単な積み重ねを厭うことなく持続することが、大学院での勉強には必要だと思います。

ページ公開日:2017年09月01日
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