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寒河江 光徳(教授)
サガエ ミツノリ
専門分野 | ヨーロッパ語系文学 |
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担当科目 | 基礎ゼミ、ロシア文学、人間教育論、文学研究法入門、表現文化論、等 |
研究テーマ | 20世紀ロシア文学(バリモント,ナボコフ,マムレーエフ等) |
sagae@soka.ac.jp | |
出身地 | 茨城県日立市 |
大学 | 創価大学 法学部 法律学科卒業 東京大学 文学部 スラヴ語スラヴ文学科卒業 |
大学院 | 東京大学人文社会系大学院 欧米系文化研究専攻スラヴ語スラヴ文学専門分野博士課程修了 |
主な経歴 | 東京理科大学(非常勤)、創価大学(非常勤)を経て現職 |
ゼミテーマ | 文学理論入門(バフチン・ロシアフォルマリズム,文化記号論を中心に) |
所属学会・団体 | 日本ロシア文学会、日本ナボコフ協会、日本トルストイ協会、西スラヴ学研究会、日本ポー学会。 |
主要著書・論文 | 「構成の原理」(ポー)から読むバリモントの「雨」(日本ロシア文学会)、V.シーリンの詩編における回転と移動のモチーフ.2種類の視覚的記憶の問題(日本ナボコフ協会)、『世界の教科書ロシアの歴史』(明石書店,共訳)、『ロシア文化の方舟 ソ連破壊から二〇年』(東洋書店,共著) |
趣味 | 子育て、自然観察 |
ひとこと(モットーなど) | 表現力を磨きライフ・デザイン! |
文系大学院 社会学専攻
専門分野 スラヴ語スラヴ文学専門分野 研究テーマ 1.ロシア文学
2.ロシア・モダニズム、ウラジーミル・ナボコフの作品研究研究紹介 ロシア文学のモダニズム時代の作品研究、コンスタンチン・バリモントの詩を中心に行っていたが、近年ではウラジーミル・ナボコフの作品研究に傾倒している。ポスト・コロニアリズム、脱構築などハイブリッドな観点からナボコフのロシア語時代に書かれた作品を分析している。 研究、教育方針 ウラジーミル・ナボコフの文学講義と作品(ロシア語時代、英語時代)の比較研究をし、ナボコフの教育者としての観点を作品分析に結びつけていきたいと考えている。 メッセージ 文学と社会のあり方について。文学作品を社会学的に解釈することは、一見、社会を文学の視点から捉え直すというのと全く異なる立場のあり方であると考えられる。その意味で、人文科学と社会科学のアプローチの仕方が違うように、文学と社会学は根本的に異なるアプローチをしていると捉えることができる。
では、どのような態度で文学と社会学の問題に取り組んでいくべきなのか。これは永遠の謎とも言える。なぜなら、人間を形成する社会(全体)と社会を形成する個の問題と同じくらい複雑なことといえるからだ。ただ、私の授業、および、ゼミではこの2つの異なるアプローチについての矛盾から逃げるのではなく、その双方向的なアプローチを融合し複合的な視点でテクスト解釈に取り組むことを目標にしていきたいと考える。
ページ公開日:2017年08月08日
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