井上 伸良(准教授)

イノウエ ノブヨシ

専門分野 教育学
担当科目 教育学概論Ⅰ・Ⅱ、教育行財政学
研究テーマ 教育機関の経営主体・経営方法

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研究者情報詳細

ゼミテーマ 行政における教育計画のあり方

教職大学院

  • 担当科目 教育行政・学校経営の現状と課題、教員の服務等と教育法規

文系大学院 教育学専攻

  • 専門分野 教育行政学、社会教育学
    研究テーマ
    • 教育機関の経営方式・職員体制
    • 社会教育施設体系のあり方(特に公民館整備体系)
    研究紹介 私は教育行政、とくに社会教育行政を対象に研究をしているが、これまで携わってきた研究内容は3つに大別できる。 1つ目は、社会教育施設の経営主体による違いを検証することである。これは、社会教育施設の独自性・存在意義を検証するという根源的な課題と結びついている。
    2つ目は、教育機関の経営における(非常勤)職員やボランティアが果たす役割を検証することである。
    3つ目は、行政活動の裏づけとなる財源の問題について、学校教育財政と社会教育財政の比較検討を行うことである。 主要著書・論文として、次の3点を挙げる。鈴木眞理・井上伸良・大木真徳編著『社会教育の施設論』学文社、2015年。「社会教育計画と首長・議員の役割」(鈴木眞理ほか編著『社会教育計画の基礎』(新版)学文社、2012年に所収)。「公立社会教育施設経営における非常勤職員制度と外部化に関する考察」(『生涯学習・社会教育研究ジャーナル』(第1号)、生涯学習・社会教育研究促進機構、2007年に所収)。
    研究、教育方針 新制発足から70年を経過し、その間の社会生活の変化は大きく、転換期と言われる時期も幾度か経験しながら教育制度は変遷を遂げてきた。新制が経てきたこの70年にわたる歴史を研究上の財産として活用し、学習者にとって望ましい教育制度のあり方に関する普遍的な知見(理論・実践両面において)を導出していくことが大切ではないかと考えている。 教育方針としては、第1に学生の関心を引き出し尊重しつつ、概論ではなく探求的な時間を共有できる授業にすること、第2に研究手続きや課題設定など、研究を志す学生にとって中長期的に役立つ力がつけられるように配慮、激励することに努めたいと考えている。
    メッセージ 教育の制度・経営という外的な要素は、わたしたちの教育活動、学習活動に大きな影響を与えうるものである。そしてよい制度・経営を考えるにあたっては、人間への注目・理解が不可欠である。そのような学びの魅力・面白みを一緒に追及していけたらと考えている。

ページ公開日:2017年08月06日
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