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伊藤 貴雄(教授)
イトウ タカオ
専門分野 | 哲学・倫理学、思想史 |
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担当科目 | 人間学、倫理学概論 |
研究テーマ | ドイツ近現代思想・社会契約論・精神文化史 |
itotakao@soka.ac.jp | |
出身地 | 熊本市 |
高校 | 関西創価高校 |
大学 | 創価大学文学部人文学科 |
大学院 | 創価大学大学院文学研究科人文学専攻 |
主な経歴 | マインツ大学ショーペンハウアー研究所客員研究員 |
ゼミテーマ | グレートブックス(人類的古典)を読む ・プラトン『国家』 ・デカルト『方法序説』 ・カント『道徳形而上学の基礎づけ』 ・ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』 ・ニーチェ『ツァラトゥストラはこう言った』など |
所属学会・団体 | 日本哲学会、実存思想協会、日本思想史学会、日本ショーペンハウアー協会、日本ライプニッツ協会、日本カント協会、日本フィヒテ協会、日本ヘーゲル学会、日本デューイ学会、日本ペスタロッチ・フレーベル学会、日本ヘルマン・ヘッセ友の会等 |
主要著書・論文 | 『ショーペンハウアー 兵役拒否の哲学 -戦争・法・国家-』(晃洋書房、2014年) 『ヒューマニティーズの復興をめざして -人間学への招待-』(共編、勁草書房、2018年) 『ヘルマン・ヘッセ全集4 車輪の下・物語集』(共訳、臨川書店、2005年) 『ヘルマン・ヘッセ全集8 時代批評』(共訳、臨川書店、2010年) 『ゲーテ=シラー往復書簡集(上、下)』(共訳、潮出版社、2016年)等 |
趣味 | 読書・クラシック音楽鑑賞・美術館巡り |
文系大学院 人文学専攻
専門分野 哲学
思想史研究テーマ カント哲学の影響作用史 ①形而上学編(ショーペンハウアー等)、②倫理学編(フィヒテ等)、③美学編(シラー等)、④人間学編(ペスタロッチ等) 研究紹介 卒業論文ではカントを、修士論文・博士論文では彼の批判的継承者の一人であるショーペンハウアーを扱った。根本的に自由論がテーマであるが、そのうえで博士論文ではとくに法・国家・権力・戦争といった社会史的問題を軸にドイツ近代哲学の再解釈に挑戦した。
主要著作『ショーペンハウアー 兵役拒否の哲学 -戦争・法・国家-』(晃洋書房、2014)
主要論文
『ヒューマニティーズの復興をめざして-人間学への招待ー』(共編、勁草書房、2018)「フィヒテのペスタロッチ受容」(『日本ペスタロッチー・フレーベル学会紀要-人間教育の探究-』第22号、2010)
主要翻訳
「意志の否定は道徳の否定なのか」(『理想』第687号、理想社、2011)
「カント世界市民論の成立原点」(『現代カント研究』第12巻、2012)
「ヘーゲルとショーペンハウアー」(『ヘーゲル哲学研究』第18号、2012)
「ショーペンハウアー哲学の受容とその時代」(『実存思想論集』第33巻、2018)『ヘルマン・ヘッセ全集4 車輪の下・物語集』(共訳、臨川書店、2005)
『ヘルマン・ヘッセ エッセイ全集8 時代批評』(共訳、臨川書店、2010)
『ゲーテ=シラー往復書簡集(上、下)』(共訳、潮出版社、2016)研究、教育方針 ショーペンハウアーと同様カントの批判的継承者であるフィヒテ、シラー、ヘルバルト等を視野に入れて、ドイツ人文主義の社会史的研究を進めるとともに、内村鑑三、朝永三十郎、美濃部達吉といった近代日本の思想家を含めたカント社会哲学受容史を探索したい。
教育方針としては、哲学書の原典講読に際し、一つ一つの言葉の背後に「歴史」と「社会」の重みを読み取り、著者の息づかいを聴き取るような、ていねいな読解を心がけたい。メッセージ 研究における自身の問題意識・知的関心を大事にしてほしい。哲学は語源のとおり「知を愛する」営みであり、自分が知りたいと思ったことを徹底的に探究する喜びを忘れないで頂きたい。 その他 単に書物を読むだけでなく授業内外で積極的に議論してほしい。また、授業では原典講読を重視するので、英語だけでなくドイツ語・フランス語等の西洋近代語の学習に取り組んでほしい。
ページ公開日:2017年08月08日
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