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2021年12月27日

本学書道部が大連工業大学書法協会と交流

創部50周年を迎える本学書道部(部長:教育学部2年吉岡優太さん)が、12月11日(土)に中国・大連工業大学の学生とオンラインで交流を行いました。

これは、書道部伝統行事のひとつである「日中友好書法展」(12月16日で終了)のオープニングに合わせて企画したもので、書道部が3年に1度のサイクルで行っている中国訪問・書道交流の意義を込めて開催しました。これには両国の学生と教職員、約70名が参加しました。
はじめに部長がお互いに代表挨拶に立ち、その後クラブ活動の様子を紹介し合いました。続いて、書法展に展示された作品の作者が自身の作品についてコメントを発表し、本学文学部非常勤講師であり、書道部の技術指導をする吉田悟講師が講評を述べました。

交流第2部として、大連工業大学・池田大作思想研究所の劉愛君所長が、中国・大連市における池田研究の状況や、創立者・池田大作先生の書籍を学びあう「読書会」などの活動を紹介し、創立者池田大作先生の平和・文化・教育の思想を両国の青年世代が学び、中日の友好そして世界平和に貢献する人材に育ってもらいたいと期待を込めて講演をされました。

最後に、書道部顧問である教育学部児童教育学科の杉本久吉准教授が実りある交流となったことへの感謝を述べて交流会は終了しました。
吉岡部長は、「書道部は40年に渡り訪中を行い、中国と書道の交流を続けてきました。訪中の原点は、1980年11月2日、第10回創大祭において、創立者池田先生に当時の部長がアルバムと図録と十年史をお渡しした際に『(中国に)今度一緒に行こう』と呼びかけてくださったことにあります。以来、創大生として創立者が架けられた日中友好の金の橋を永遠に崩れることのない、より強固のものにしたいとの思いでこれまで12回の訪中を重ねてきました。今回の交流会は多くの方に支えていただいて実現しました。卒業生の2名の先輩方に通訳を担当していただけたことも、大成功の大きな要因となりました。これからも『人格即書道』との指針を根本にした日常の鍛錬と、書道を通した文化交流を続け、建学の精神を実現しゆく活動をしていきます」と語りました。
ページ公開日:2021年12月27日