• NEWS
  • 2022年新年のご挨拶 理事長 田代康則

2022年01月04日

2022年新年のご挨拶 理事長 田代康則

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
平素より創価大学・創価女子短期大学の発展のために多大なるご尽力を賜り、厚く御礼を申し上げます。

1月2日、3日に開催された「第98回東京箱根間大学駅伝競走」に創価大学陸上競技部駅伝部が3年連続5回目の出場を果たしました。全217.1キロを10人の選手が一丸となって走り抜き、総合7位の結果で3年連続シード権獲得という新たな歴史を築いてくれました。
選手の活躍をはじめとして、サポートスタッフやテレビの前からから熱い声援を送ってくださった多くの皆様に心から御礼を申し上げます。選手たちは、この経験を生かし、次の目標に向って出発しました。どうか今後とも応援をよろしくお願いいたします。なお、今回の箱根駅伝出場に際し、多くの皆様から多大なご支援を賜り、誠にありがとうございました。

創価大学は昨年4月に創立50周年を迎えました。開学以来、創立者池田大作先生が示された建学の精神を根本に、学生第一の理念のもと創造的世界市民の育成に力を注いでまいりました。これまで時代の変化を捉え、学部・学科の設置や改編等を行い、開学時の3学部から現在では8学部・大学院5研究科・専門職大学院2研究科・通信教育部4学部・女子短期大学を擁する総合大学へと発展し、卒業生は大学(通信教育部含む)・短期大学を合わせて10万人をこえました。

創立50周年記念事業では取り組みの柱として、創価教育研究所を「池田大作記念創価教育研究所」に発展的に改称し、研究者のネットワーク構築および教育・研究成果の発信等による世界市民教育の拠点の構築への諸活動を開始しました。また、『創価大学50年の歴史』の出版、創立50周年記念展「創価大学の歴史」のオープン、「第11回池田大作思想国際学術シンポジウム」の開催などの各種行事を実施し、新たな50年を開く一歩を踏み出すことができました。

このように記念事業が推進できたのは、「創価大学創立50周年・創価女子短期大学開学35周年記念寄付事業」(2022年8月末まで)にご賛同いただいた、創友会、短大白鳥会、会友会の皆様ならびに支援者の方々の尊きご支援のおかげです。心より御礼を申し上げます。ご寄付をいただいた皆様のご芳名は、中央教育棟に設置した「創価大学寄付者電子銘板」に残させていただいております。
コロナ禍での学生支援においては、家計が急変した学生への経済支援として奨学金の給付、さらにアルバイトができずに経済的に大変な一人暮らしの学生約1,000名への支援として食料品や生活用品の提供をいたしました。これもひとえに皆様のご支援の賜物と深く感謝申し上げます。

本年も創価大学は「Soka University Grand Design 2021-2030」、創価女子短期大学「短大中期計画2021-2025」を改革の旗印に、理想のキャンパスを目指し、これからも邁進していく所存でございます。
結びに、新しい年のはじめにあたり、皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。

2022年1月 学校法人創価大学理事長 田代康則
ページ公開日:2022年01月04日