ハーバード大学主催の国際学生会議「HPAIR」に本学学生が参加しました

2月18日~21日、アメリカ・ハーバード大学で開催されたHPAIR 「Harvard Project for Asian and International Relations」に、本学経済学部4年の有馬広喜さんが参加しました。

この会議は、1992年からハーバード大学が主催する国際会議で、世界中の学生がアジアにおける政治・経済・社会問題等について議論する場です。今回は感染症対策を講じ、対面とオンラインのハイブリッド形式で開催され、対面にはエッセイと面接の選考で選ばれた代表約90名が、オンラインでは約200名が参加しました。

今回は元アメリカ合衆国国務長官のコンドリーザ・ライス氏をはじめ、有名起業家やCEO、環境活動家、機関投資家など30名がゲスト・スピーカーとして参加しました。「コロナ禍で求められるリーダーシップ」や「ビジネスとSustainability」、「社会主義と資本主義の対立」をテーマにした講演のほか、質疑応答や参加者同士でグループディスカッションが行われました。

対面で参加した有馬さんは、2019年8月にカザフスタン共和国のナザルバエル大学で開催されたHPAIR2019にも参加し、2度目の参加となりました。

有馬さんは会議を振り返り、「今回、『人生におけるビジョンを深める』ことを目標に置き、HPAIRに参加しました。幅広いキャリアを経験し、世界で活躍する方々のお話を聞く中で、『自分が世界を変革するんだ』という強い信念と、自ら能動的にチャンスを掴みにいく行動力を大事にされている点が特に印象に残りました。また、会議には世界中から集まった学部生、大学院生、社会人などの青年が多数参加しており、本学の創立者も2度講演されたハーバード大学で、世界平和への目的意識を持った青年と連帯を広げることができたことは、変え難い財産となりました。大学入学前は、全くと言っていいほど勉強をしてこなかった私ですが、そんな自分を世界へと目を向けさせ、成長する機会を与えてくれた教授や先輩方、そして創価大学には感謝の思いしかありません。卒業後は、外資系コンサルティング企業に就職しますが、会議で学んだことを忘れずに、日本のビジネス課題と、社会課題の解決に寄与し、将来は、世界平和の実現に向け、社会に変革を起こしていけるリーダーへと成長してまいります」と述べました。

写真左が有馬さん
写真左が有馬さん
講演会の様子
講演会の様子
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