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2022年05月01日

文学部の伊藤貴雄教授の論文・記事が載った海外書籍が2点刊行されました

『ショーペンハウアー主著『意志と表象としての世界』刊行200周年記念論集』(ケーニヒスハウゼン&ノイマン社、2022年3月)【写真右】

同書は2019年10月に4日間をかけてフランクフルトで行われた国際会議「ショーペンハウアー主著『意志と表象としての世界』刊行200周年」を記念し、ドイツの学術出版社から発行されました(ドイツ語、全475頁)。
国際ショーペンハウアー協会を率いるマティアス・コスラー教授(マインツ大学)とディーター・ビルンバッハー教授(デュッセルドルフ大学)が編集し、クリストファー・ジャナウェイ教授(サウサンプトン大学)やマリア・カシオーラ教授(サンパウロ大学)など世界の第一線のショーペンハウアー研究者26名が執筆しています。伊藤教授は「ヘーゲルとショーペンハウアー」と題する論文を寄稿しました。

『ショーペンハウアー事典』(UTB社、2021年9月)【写真左】

同書はダニエル・シュッべ教授(ハーゲン通信大学)とイェンス・レマンスキー博士(同)の編集のもと、18か国から76名の研究者が協力して、ショーペンハウアー哲学の200の中心概念を解説した事典です(ドイツ語、全283頁)。伊藤教授は「正義」(Gerechtigkeit)と「国家」(Staat)の2項目を執筆しました。
出版に当たって伊藤教授は、「2015年度にドイツ・マインツ大学のショーペンハウアー研究所で1年間の在外研究をさせて頂きました。そのときのご縁が元になって今回の寄稿につながりました。在外研究の際にお世話になった方々に、これからも研究面でご恩返しをしていきたいと思います」と語りました。

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ページ公開日:2022年05月01日