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2022年08月29日

文学部の菅野博史教授が『中国仏教の経典解釈と思想研究』を出版しました

本学文学部の菅野博史教授が、過去10年間に執筆した論文の中から、主に中国仏教に関連する20の論文を集めた論文集『中国仏教の経典解釈と思想研究』(法藏館、522頁、13750円)を刊行しました。

中国の東晋・南北朝の仏教思想、『法華経』、『涅槃経』、『維摩経』、『般若経』の注釈書、『大乗四論玄義記』「仏性義」の研究を含んでいます。その他にも、「中国の人間仏教と日蓮の『入世』の思想―浄土教との比較を含めて」が掲載されています。

菅野教授は、「60歳のときに、論文集『南北朝・隋代の中国仏教思想研究』(大蔵出版、604頁、18700円)を刊行しました。このたびは、70歳を記念して、新たな論文集を刊行できたことは感慨無量です。いつまで研究を続けられるかはわかりませんが、今後は80歳を目指して精進したいと思います」と述べました。

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ページ公開日:2022年08月29日