• NEWS
  • 「第8回 SDGs 学生小論文アワードby住友理工」で、本学学生が最優秀次席を受賞

2022年11月25日

「第8回 SDGs 学生小論文アワードby住友理工」で、本学学生が最優秀次席を受賞

「第8回 SDGs 学生小論文アワードby 住友理工」において、本学経済学部4年の渡邊幹大さんが最優秀次席に選ばれました。本コンテストは、2014年から毎年開催されており、これまでに国内外から650人以上の学生がエントリーした小論文コンテストです。
本年は、SDGsや脱炭素、生物多様性の保全などの重要性が増していることを背景に、「『パーパス』を起点に企業を変えるには~存在意義はなぜ必要なのか~」との募集テーマが設定されました。

渡邊さんは、学内でSDGsに関する講座や授業を通して節水・節電やごみのリサイクル活動に取り組んできた経験をもとに、「アート思考」を用いたパーパスの再定義手法とインターナル・ブランディングによる実践を提案しました。
アート思考の特徴は自分起点で問いを立て、創造性や感性などを刺激する点のため、この思考法を用いてパーパスを再定義することで、独自性を持った心揺さぶるパーパスをつくることができるとの見解を述べました。次に、インターナル・ブランディングによるパーパスの実装方法では、①見える化、②自分ゴト化、③行動化の3ステップを踏むプロセスについて述べ、特に「対話」を通じた「②自分ゴト化」が効果的であると主張しました。

受賞にあたり渡邊さんは、「新型コロナウイルスの影響で思うように行かない時期もありましたが、大学生活の学びの成果がこのような結果に繋がり嬉しく思います。一人ひとりにできることは小さくても、一人の意識が変われば、必ず社会に大きな変革を生み出すことができると思います。これからも、自分自身の場所で目標の達成に向けて努力し続けていきます」と述べました。
ページ公開日:2022年11月25日