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2023年02月02日

経済学部の浅井教授の論文3編が国際的な学術誌に掲載されました

経済学部の浅井教授の国際共同研究の成果として、3編の論文(*)が国際的な学術誌に掲載されました。

共著論文の1つ「Estimation of High Dimensional Vector Autoregression via Sparse Precision Matrix」はイギリスの王立経済学会の学術誌『Econometrics Journal』に掲載されています。浅井教授は「社会のなかでデータサイエンスへの関心が高まっていますが、高次元データを扱うための統計手法の開発はホットなトピックです。この論文では、高次元の時系列データを扱うための基礎となるように、多変量自己回帰モデルの推定に取り組んでいます」と語りました。

(注)論文3編のうち、香港科学技術大学の蘇家培教授との論文 「Realized BEKK-CAW Models」は、学術誌『Journal of Time Series Econometrics』に掲載されました。この学術誌は、時系列データを用いた計量経済分析に関する国際的な学術誌で、2009年よりドイツのDe Gruyter社から出版されています。
また台湾の逢甲大学の陳婉淑教授らとの論文 「Bayesian Nonlinear Quantile Effects on Modelling Realized Kernels」は学術誌『International Journal of Finance and Economics』に掲載されました。この学術誌は、国家また世界経済に影響を及ぼす国際金融に関する国際的な学術誌です。1996年に創刊され、イギリスのJohn Wiley & Sons社から出版されています。
大阪大学のベンジャミン・ポイニャル講師との論文「Estimation of High Dimensional Vector Autoregression via Sparse Precision Matrix」は学術誌『Econometrics Journal』に掲載されました。この学術誌は、計量経済学的な手法の発展のためにイギリスの王立経済学会により1998年に創刊されました。オックスフォード大学出版会から出版されています。

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ページ公開日:2023年02月02日