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2023年03月07日

ハーバード大学主催の国際学生会議「HPAIR」に本学学生2名が参加

アメリカ・ハーバード大学で2月17日~19日の間に開催されたHPAIR 「Harvard Project for Asian and International Relations」に、本学経済学部3年の渡辺優子さん、法学部3年の東 香峯子さんの2名が参加しました。

本会議は、現代のグローバルリーダーと未来のリーダーである若い世代を繋ぐことを目的とし、アジア太平洋を中心に政治・経済・社会問題に関する議論を行います。1,000名を超える応募者の中から180名が参加し、日本代表として本学の学生2名が参加しました。今回のHPAIR2023では、文化交流イベント、ゲストスピーカーによる課題解決ワーク等を実施しました。

参加した学生からは次のような声が寄せられました。

■渡辺優子さん(経済学部3年)
多くの優秀な人と出会い、多様な文化や経験、学習内容を聞く中で、新たな発見が多い3日間でした。その中でも特に印象に残っているのが、世界銀行でSenior Technology Advisorを務めるLesly Gohさんとの少人数での対話です。テクノロジーは便利なようで中立的なため、マイノリティグループにも平等に行き渡るような使い方のデザインを考える重要性を学びました。自分の興味分野の最前線でデジタルテクノロジーを使った政策提言や格差廃絶に取り組んでいるLeslyさんとの対話は、自分の将来をあらためて考えるきっかけともなる貴重な経験でした。3日間という短期間にも関わらず、肩書や国籍関係なく築いた今回の会議での交友関係は私の一生の思い出となりました。

■東 香峯子さん(法学部3年)
特に印象に残っているのは核兵器無き世界へ向けて2017年にノーベル平和賞を受賞したICANの代表者の一人であるSeth Sheldonさんからお話を聞けたことです。私自身、現在アメリカに留学する中で、アメリカが抱える軍事力の強大さの現実と暴力なき世界を構築したいとの理想の狭間で、もどかしい思いを抱えることが多々ありました。しかし、今回の会議に参加し、どんなに世界情勢が緊張状態に高まろうとも、対話を通し、平和な世界を築くための努力を忘れない姿勢が一番重要であると気づきました。世界から集った参加者と結んだ友情の縁を大切に、残りの留学生活で学び深めた平和思想を語り広げたいと思います。
ページ公開日:2023年03月07日