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2023年03月18日

第49回創価大学・第37回創価女子短期大学卒業式を挙行

3月18日(土)、第49回創価大学卒業式・第37回創価女子短期大学卒業式が池田記念講堂で盛大に挙行されました。式典には、イギリス・バッキンガム大学のジェームズ・トゥーリー副総長(学長)が出席し、卒業生の門出を祝いました。

式典では、創価女子短期大学の水元昇学長の開式の辞に続き、田代康則理事長が創立者からのメッセージを紹介。続いて、大学院博士後期課程の8名に「博士」、法科大学院修了者13名に「法務博士(専門職)」、大学院博士前期・修士課程の91名に「修士」、教職大学院修了者16名に「教職修士(専門職)」、学部の1,495名と通信教育部の459名に「学士」、短大生129名に「短期大学士」の学位記が授与され、16名に別科の修了証書、文学部の英語ダブル・ディグリーコースの修了者1名にイギリス・バッキンガム大学の「学士号」が贈られました。

その後、本学と交流のある海外の著名な教育・文化機関からの各賞が代表に贈呈されました。
〇「インド・創価池田女子大学世界友情賞」:那須野晴菜さん(経済学部)、井関春香さん(短大)
〇「インド・創価池田女子大学池田香峯子名誉学長賞」:古越理恵さん(短大)
〇「マハトマ・ガンジー青年平和賞」:大塚拓弥さん(理工学部)、石川美夏さん(国際教養学部)
〇中国・上海魯迅文化発展センター「魯迅青少年文学賞」:櫛田光一さん(経営学部)、堀口直子さん(文学部)
また、学部代表18名に「創価大学貢献賞」、硬式野球部と陸上競技部駅伝部の代表学生9名に「スポーツ栄光賞」、パイオニア吹奏楽団に「芸術希望賞」、短大代表15名に「マリー・キュリー賞」がそれぞれ贈られ、最後に「創立者賞」が創大の吉井太郎さん(法学部)、山下ひかるさん(看護学部)、短大の石村美紀さん(短大)に授与されました。

卒業生代表抱負などの後、鈴木将史学長は告辞で、「卒業生、修了生、保護者の皆様、寄付者の皆様、教職員、すべての皆様に厚く御礼を申し上げます。特に、久しぶりに保護者の皆様を会場にお招きすることができました。(中略)これから皆さんが打って出る社会には、決して当たり前ではない、予想もしない状況が待ち受けていることは間違いありません。しかし、いまだかつてない困難を克服して卒業される皆さんは、必ずや創立者のおっしゃる通り、いかなる試練の挑戦にも逞しく応戦し、乗り越えていってくださると信じています。皆さんが一人ももれなく、『価値創造を実践する世界市民』へと成長されることを心から念願して、告辞といたします」と述べました。

続いて、トゥーリー副総長(学長)が祝辞を述べ、インド独立の父であるマハトマ・ガンジーの「見たいと思う世界の変化にあなた自身がなりなさい」、「私は失望すると、いつも思う。歴史を見れば真実と愛は常に勝利を収めた。暴君や残忍な為政者もいた。一時、彼らは無敵にさえ見える。だが結局は滅びている。それを忘れないでほしい」、「敵と相対するときには、その敵を愛で征服しなさい」との三つの言葉を送りました。

この日、馬場善久氏、前田清隆氏、花見常幸氏、浅山龍一氏、石原忠佳氏、菅野博史氏、佐々木精治氏、久保いづみ氏、鳥居直哉氏、石井秀明氏に創大の名誉教授称号が授与されました。また、陸上競技部駅伝部監督の榎木和貴氏、パイオニア吹奏楽団指揮者の伊藤康英氏に創大栄誉賞が授与されました。その他、語学習得の成果を顕彰する創価大学シュリーマン賞、学業など知性輝く成果を残した学生・団体に創価大学ダ・ヴィンチ賞が贈られました。

本学創立者の池田大作先生はメッセージの中で「逆境の坂道を勇み登りゆく正義の若人の生命には、必ずや天の喝采と大地の祝福が待っています。わが愛する皆さんは、コロナ禍など何重にも制約や不自由が課される中、歯を食いしばり、学友と励まし合って、探究と錬磨の道を走り抜いてきました。一人一人を讃え見送るように、キャンパスの桜も時を逃さず咲き始めたではありませんか。(中略)国際性・多様性・独創性、そして人間性に満ちた、平和の学府から巣立つ皆さんは、世の分断や対立の闇を打ち破る、聡明にして快活、誠実にして強靭なる価値創造の生命の光を、昇りゆく旭日のごとく放っていってください。そして、いずこにも希望と信頼の花咲く大道を、負けじ魂朗らかに開いていただきたいものであります。」とエールを送りました。

式典後には、卒業生全員で保護者への感謝を込めて『母』の合唱を贈りました。

※卒業生お祝い企画として実施した「創大セルフ写真館」の撮影画像は下記の創価大学インスタグラムよりご覧ください。
ページ公開日:2023年03月18日