2023年度の牧口記念教育基金会の留学生奨学金奨学生証授与式が5月9日（火）、本学ディスカバリーホールで開催されました。同奨学金は、経済的に修学が困難な外国人留学生（別科・学部・大学院）をサポートするもので、牧口記念教育基金会の助成により創設されました。

田代康則理事長からの証書授与に続き、中国出身の孟達さん（法学部4年）とゲッティー・フローレル　ディヴィーネさん（国際平和学研究科2年）の2名が抱負を述べました。
孟達さんは、「家族、大学関係者、そして支援者の皆様のおかげで、人生で最も重要な時間を学業に専念できます。徹して学んで専門性を磨き、社会で通用する力をつけてまいります」と語りました。ゲッティーさんは、「奨学金の支援がなければ、こうして皆さんと一緒に学ぶことはできなかったと思います。世界各国から集まった留学生と共に学ぶなかで、視野が広がり、価値観の幅が大きく広がったと感じています」と述べました。

牧口記念教育基金会の髙梨幹哉理事長からは、創価教育の父である牧口常三郎先生の偉大な人生を継承すると共に、人々の幸福と世界の平和に貢献する人材を育成するため、池田先生の手で創立されたのが牧口記念教育基金であると紹介し、「留学生の皆さまは、創価大学での勉学・研究を通して、『人類の幸福」と『世界の平和』に貢献しゆく、偉大な使命をもった大事なお一人お一人です。その皆さまを応援できればとの、創立者池田先生の思いが、この奨学金に込められております」と期待を寄せました。

最後に鈴木将史学長は、「ご支援くださる皆様への感謝の気持ちを忘れず、グローバルな創価大学のキャンパスで仲間とともに徹して学び、将来、それぞれの舞台で価値を創造する世界市民へと飛躍されることを願っています」とエールを送りました。