本学と韓国・慶南大学、台湾・中国文化大学が共催する国際シンポジウム「ピースフォーラム」を開催しました
10月25日(水)、本学と韓国・慶南大学、台湾・中国文化大学が共催する国際シンポジウム「ピースフォーラム」を中央教育棟SPACe アリーナで開催しました。
本フォーラムは、「戦争で最も苦しんだ沖縄の人々こそ最も幸福になるべきである」との本学創立者池田大作先生の信念に共鳴した慶南大学の朴在圭総長が、アジアそして世界の平和実現のための共同研究を開始しようと提案したことに端を発しています。
その後、本学と学術・教育交流を重ねてきた中国文化大学が加わり、3大学共催の国際シンポジウムへと発展しました。
フォーラムの冒頭、鈴木将史学長が歓迎の辞を述べ、世界の「協力と共生への道」という今回のテーマに触れながら、世界の分断を乗り越え、生命尊厳の社会を構築するため、英知を共有しあうことの重要性を強調しました。
続いて、朴総長が挨拶に立ち、「私たちが協力と共生の関係性を促進させていくための方途を共々に考え、議論してまいりましょう」と呼びかけました。中国文化大学の趙健民教授は、「混迷の時代のなかで、平和実現に向けた本フォーラムを開催する意義は大きく、これからも学術交流を推進してまいりたいと思います」と述べました。
その後、本学平和問題研究所のジョナサン・ルックハースト教授の基調講演を受け、参加者でのディスカッションが行われました。また、慶南大学と中国文化大学の代表からも発表が行われました。