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2024年02月27日

ギリシャ・エーゲ大学・ロドス島校、実践哲学研究所所長のエレーナ・テオドロプール教授による講演がおこなわれました

2023年11月15日(水)、ギリシャ・エーゲ大学・ロドス島校・教育学部教授、実践哲学研究所所長のエレーナ・テオドロプール教授が、教育学部の井手華奈子准教授が開講する「教育哲学」の講義において「子どもと共にある哲学:教育哲学/教育の最中にある哲学のためのひとつのオープンケース」との講演名で公開講義をおこないました。

テオドロプール教授は「子どものための哲学(P4C)」について、実践哲学の視点から講義をされました。講義中、参加学生からは非常に多くの哲学的問いが寄せられ、「哲学は勉強するものか」「よく考えるための条件はあるか」など、大変活発な議論がおこなわれました。
講義後、参加した学生からは、「子どもが持つ力や創造性に関して、テオドロプール教授から新たな視座をいただきました。教育上の哲学的な問いについて今後も思索を深めていきたいです」などの声が寄せられました。

本学はErasmus+(エラスムス・プラス)に参画しています。同事業は、2021年から2027年まで欧州連合(EU)が資金援助している教育政策で、EUとEU圏外の研究者、大学生、大学院生、大学職員、および教育機関に国際交流の機会を提供しています。
同プログラムの協定に基づき、創価大学教育学部児童教育学科2年生の栗山幸奈さんがエラスムス+奨学生としてギリシャ・エーゲ大学・ロドス島校に2か月間派遣されます。さらに、条件を満たした創価大学生5名が2024年4月におこなわれる実践教育研究所主催の国際会議に招待されました。本学において、ギリシャの学術研究機関との教育研究交流はこれが初となります。
ページ公開日:2024年02月27日