教育学部の飯村周平講師が『HSP研究へ招待:発達、性格、臨床心理学の領域から』を出版しました
本学教育学部の飯村周平講師(教育学部)が編集・執筆した書籍『HSP研究への招待:発達、性格、臨床心理学の領域から』(花伝社)が2月20日に出版されました。
HSPとは環境に対する感受性が高い人を表す言葉です。本書は、近年社会的に知られるようになった心理学用語であるHighly Sensitive Person(HSP)に関する日本で初めての学術書となります。
本書の出版にあたって、飯村講師は「社会で広まったHSP情報は、学術的な根拠にもとづかないものが多いのが現状です。それを踏まえて、日本で初めての学術書の刊行を企画しました。この分野の専門家にお声がけし、さまざまな心理学の領域からこの言葉を解説していただきました。学生やその指導教員、対人援助の専門家などの役に立つことを願っています」と語りました。
教員情報
講師
飯村 周平
イイムラ シュウヘイ
- 専門分野
発達心理学、青年心理学
- 研究テーマ
環境感受性理論にもとづく心理社会的発達の個人差メカニズムの解明