2024年度の牧口記念教育基金会の留学生奨学金奨学生証授与式が5月10日（金）、本学ディスカバリーホールで開催されました。同奨学金は、経済的に修学が困難な外国人留学生（別科・学部・大学院）をサポートするもので、牧口記念教育基金会の助成により創設されました。

鈴木将史学長からの証書授与に続き、2名の学生が抱負を述べました。ブラジル出身のオガタ・アリガラウラ・リエさん（国際教養学部3年）は「奨学金への感謝を忘れず、社会に貢献する人材に成長し世界に羽ばたいてまいります」と語り、中国出身のアイ・ダンニさん（経済学研究科2年）は「奨学生である誇りを持ち、創価大学で自分らしく学業に励み、夢を実現できるように努力していたいと思います」と述べました。

牧口記念教育基金会の岡部高弘理事長は、創価教育の父である牧口常三郎先生の偉大な人生を継承すると共に、人々の幸福と世界の平和に貢献する人材を育成するため、池田先生の手で創立されたのが牧口記念教育基金であると紹介し、今後の留学生の活躍に期待を寄せました。

最後に鈴木将史学長は、「奨学生となった留学生の皆さんが、牧口記念教育基金会の期待と奨学金の意味を深く理解して勉学に励み、国内外の様々な分野で価値を創造する世界市民へと成長し、地球民族に貢献しゆくことを願っています」とエールを送りました。