「ポストスーパーグローバル大学創成支援キックオフ・シンポジウム」を開催しました
7月10日(水)、「ポストスーパーグローバル大学創成支援キックオフ・シンポジウム」を本学中央教育棟とオンラインで開催しました。
本シンポジウムは、2014年度から10年間にわたって文部科学省の支援事業として取り組んだ、「スーパーグローバル大学創成支援」の実績等を報告し、事業の継続・発展へ向けた展望の発信を目的に開催されました。
冒頭、鈴木将史学長が開会の挨拶に立ち、事業を通してキャンパスの多様化が進んだことを紹介し、「今後も学内の構成員や関係機関と協力しながら、世界市民教育の拠点構築に向けて歩みを進めてまいりたいと思います」と述べました。
続いて、小出稔グローバル・コア・センター長が、スーパーグローバル大学創成支援事業報告を行いました。
事業終了時点で、外国人留学生数は1153人と全学生の17.5%に上り、学術交流協定を結ぶ大学が68カ国・地域に拡大。教育・研究におけるグローバルな取り組みが評価され、2023年3月に発表された「THE日本大学ランキング2023」の「国際性」分野で、4年連続トップ10入りとなる6位(首都圏では2位)にランクインした点などが報告されました。
その後、中沢大樹さん(教育学部4年)と鈴木陽子さん(法学部4年)が自身の経験を踏まえながら、独自の集中英語講座で海外大学院進学レベルの英語力と国際社会で活躍できる力を修得する学部横断型プログラム「グローバル・シティズンシップ・プログラム(GCP)」の特徴と魅力を紹介しました。
文部科学省高等教育局参事官(国際担当)付参事官補佐の庄司祐介氏の挨拶の後、2017年にノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」のメリッサ・パーク事務局長による講演が行われました。
講演では、創立者池田大作先生の核廃絶に向けた行動やICANの取り組みについて触れながら、平和の実現における教育の重要性を述べました。また、世界市民の育成を掲げ、教育・研究活動を行ってきた創価大学に期待を寄せました。