第52回全国ロシア語コンクールで本学学生が第2位に
東京ロシア語学院、日本ユーラシア協会が主催する「第52回全国ロシア語コンクール」の「初級部門」において、本学文学部2年の柳井正勝さんが第2位に輝きました。
本コンクールはロシア語の運用能力の向上とロシア語を話す人々との交流・友好の発展を目的に毎年開催されています。「初級部門」では13人の応募者のうち、1~3位が選出されました。
「なぜ私はロシア語を学び始めたのか」と題した柳井さんのスピーチでは、小学生の時に聴いたソ連国歌のロシア語の響きとメロディーの美しさに魅せられたことがきっかけで、ロシアの歴史について学び始めたことや、歴史を学んだことでロシアに対する興味や疑問が湧きロシア語を学び始めたこと、そして、大学ではロシア語を第二外国語に選び、難解なロシア語学習もロシアへの強い興味で乗り越えていることについて綴られています。
受賞にあたり柳井さんは、「1974年に創立者・池田大作先生は当時のソ連をご訪問され、対話によって中ソ間の緊張を緩和されました。現在の国際情勢に目を向けると、ロシアはウクライナに侵攻しています。世界平和のためにロシアを正しく理解することの重要性を再認識しています。創立者の平和思想を受け継ぎ、ロシアとの外交を世界平和に向けて導いていける一助となれるよう、ロシア語の学習に精進してまいります」と語りました。