世界の高校生が参加する、国際教育プログラム「SAGE WORLD CUP」を本学で開催
8月28日(水)に本学キャンパスにて、世界の高校生が課題解決アイデアを発表する「SAGE WORLD CUP」を開催しました。SAGEとは「Students for the Advancement of Global Entrepreneurship」の略称で、2002年にアメリカカリフォルニア州で創設された、国際的な教育プログラムです。革新的なアイデアと社会貢献事業を通じて、主要な国際問題を解決する次世代起業家を養成するために創設されました。現在は20カ国以上の国が参画し、この度各国の代表チームを本学に招き、世界大会を開催しました。世界大会の日本での開催は今回が初めての開催となります。
日本代表として参加された、国内大会優勝の都立両国高校チーム「回回(がちゃがちゃ)」は、衣類の廃棄問題に着目し、廃棄される着物を袋として再利用できるように形を変え、カプセルに入れてガチャガチャとして販売する提案を発表しました。発表終了後は「世界中の人と関われる素晴らしい機会でした。言語を超えて対話した経験は、とってかけがえのない思い出になりました」と語りました。世界大会は、ファッションを通していじめ問題解決を提案した韓国チームが優勝しました。
本プログラムの運営には、教育学部宮崎ゼミを中心とする「SAGEワールドカップ運営事務局」のメンバーが携わりました。実行委員長を務められた法学部3年高橋和さんは「今回の世界大会が大成功できて嬉しいです。出場した高校生達は、たくさんの準備を重ね、世界大会を迎えられました。一人一人の真剣な眼差しは忘れられません。そして、国を超えて築いた高校生たちの友情はかけがえの無いものだと思います。本大会の成功のために尽力してくださった方々、そして本大会を本学で開催できたことに心より感謝いたします」と語りました。