「創価大学学生代表訪中団」が大連・北京を訪問しました

大連池田大作思想研究連合会発足式の様子

中日友好協会の招聘により、学生自治会、学友会、中国研究会をはじめとする本学学生、短大生、教職員の代表約100名による「創価大学学生代表訪中団」が、9月2日から8日までの7日間、中国各地を訪問しました。各都市では本学の交流校等を訪問し、歓迎を受けるとともに、交流会に参加しました。

3日には、午前に大連大学を訪問し、池田大作研究センターの開所式に出席しました。開所式には、大連市人民対外友好協会をはじめ、同市内の大学の教職員や学生らが同席しました。続いて、大連池田大作思想研究連合会発足式、中日青年交流フォーラムに参加しました。同フォーラムでは本学学生4名が登壇し、創価大学の理念をテーマに発表するとともに、大連市内の学生らと交流しました。大連市人民対外友好協会による歓迎会では、ダンスサークルROUTEによるダンスや、創価アカペラバンドによる歌、最後には参加者全員で「桜花の縁」を大合唱し、相互に友好を深めました。

4日には、旅順の二○三高地、旅順博物館を見学後、大連外国語大学を訪問しました。同大日本語学科の学生とグループに分かれ交流会を行い、友情を育みました。会談の席上、張国強副学長は、「大連外国語大学は1964年に周恩来総理の指導の下、創立された大学です。前身である大連日本語専門学校は、中日友好を使命とし、中国国内で最大の日本語教育機関になりました。池田先生が創立された創価大学と本学は同じ価値観を持っています」と語りました。

5日には、大連を代表するグループ企業を訪問しました。大連東港の遊覧船に乗車し、港湾部の開発エリアを船上から見学しました。6日には、松下幸之助氏の松下記念館、中国共産党歴史展欄館を見学後、夜には国家大劇院にて北京民俗楽団の音楽会を鑑賞し、中国の歴史や伝統文化を学びました。

7日には、清華大学を訪問し、同大の学生約50名と交流しました。その後、中日友好協会理事で、雑誌『人民中国』の元総編集長の王衆一理事による「中日映画交流」をテーマにした講演会に参加しました。中国人民対外友好協会主催の交流晩餐会では、同会の楊萬明会長、袁敏道副会長、臼井将人日本駐華大使館公使らが参加し、活発な交流が行われました。楊萬明会長は「私たちにとって青少年交流事業が最も大事であります。中日両国は『一衣帯水』の最も重要な国であり、日中関係の好調・不調を問わず、変わりなく交流に尽力してまいりました。世々代々の友好を保つためには青年が続いていくこと、私たちはその橋を架け、相互理解を深めることを熱願しております」と語りました。

参加した学生からは、次のような声が寄せられました。

  • 創立者池田先生が日中友好のために架けられた金の橋を、私たち青年がさらに強固なものにしていかなければならないと感じました。
  • 現地の学生との交流会は、中国の学生が何を学び・何をしているのかを知ることのできる貴重な場となりました。言葉が通じなくても、日中友好は身近なところから一歩を踏み出せるのだと感じました。
  • 経済、食、音楽など様々な側面から中国のことを学び、益々中国の魅力を感じました。現地で出会った友人との別れが名残惜しく、「お互いの国に行く時には連絡を」との約束を交わし、一生涯の友情とはこのように生まれるのだと感じました。
大連を代表するグループ企業を訪問
松下記念館を見学
交流晩餐会の様子
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