法学部の岡部史信教授へのインタビュー記事がスペインの新聞に掲載されました

日本で9月27日に行われた自民党総裁選について、スペインの新聞社「Berria(バスク自治州)」と「Gara(カタルーニャ自治州)」から、本学法学部の岡部史信教授がインタビューを受け(インタビュアーは、スペイン人ジャーナリストのJosep Solano氏)、その内容が掲載されました。

インタビューでは、自民党の総裁選における世論の動向とその重要性、石破茂氏が逆転当選した背景と今後の動向の予測等についての質問がありました。一連の質問に対して、岡部教授は、「自民党総裁選は単に自民党内部のトップを選出するという意味だけではなく、国民の政治不信や自民党不信を招いた責任を自民党自らが回復できる能力を示せるか、そして改めて国民が政治に対する信頼を寄せられるような環境と根拠を示せるかの重大な選挙になる」こと、そして「今回の選挙の逆転劇の背後には政治経済各方面からの多くの計算が見え隠れしており、その意味で石破氏は経済外交その他の政策の実現においてかなり難しい事態が予想される」ことなどを、具体例を用いながら説明しました。

記事の掲載にあたって岡部教授は、「新たな日本のリーダーのかじ取りが、世界の経済・外交・安全政策の動向に少なからずの影響を及ぼすことは明らかであり、今後も日本の動向について正確に世界に発信していきたいと思います」と述べました。

教員情報

教授

岡部 史信

オカベ フミノブ

専門分野

労働法、社会保障法、スペイン法

研究テーマ

スペインおよびラテンアメリカ諸国の労働法・社会保障法の研究

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