「第64回日本学生経済ゼミナール関東部会インナー大会2024」にて経営学部安田ゼミ、経済学部西浦ゼミが入賞

2024年12月1日(日)、日本学生経済ゼミナール関東部会が主催する「第64回日本学生経済ゼミナール関東部会インナー大会2024」の本選が立正大学にて開催されました。この大会には24大学121チームが参加、このうち予選を突破した10チームが本選に臨みました。創価大学からは経営学部の安田ゼミのチーム「RIZE」「ORCA」、経済学部の西浦ゼミのチーム「安心届けるんジャー」が本選に出場し、安田ゼミRIZEが優秀賞(2位)、西浦ゼミ安心届けるんジャーが審査員賞(3位)に入賞しました。

チーム「RIZE」は、訪日ムスリム観光客が日本食のハラル認証店が少ないことに着目し、どうしたら日本食をより気軽に楽しんでもらえるかという問いを立て、200名超のムスリム観光客にヒアリングを実施し、メニューの成分表示をしている日本食チェーン店をわかりやすく紹介するウェブアプリ開発を考案しました。審査員からは「学生らしく足を使って情報を集め、単なる提案にとどまらず、その実現に向けて行動している点が素晴らしい」との講評がありました。

チーム「安心届けるんジャー」は、自らの留学経験を活かして、在留外国人が災害時に正しい避難行動が取れない問題に対し、「BOSAIツアー」を企画立案しました。観光と防災を掛け合わせ、危機意識の向上と防災知識の普及により正しい避難行動を促進するもので、創価大学でパイロットモデルを検証後、ツアーをマニュアル化し、全国10都道府県39団体が独自に主催できる体制を構築したと発表しました。審査員からは「自分たちの留学経験に基づいたテーマ選定を行っており、課題解決への熱意が伝わるプレゼンであった」との講評がありました。

「RIZE」のチームリーダーを務めた永廣良江さん(経営学部3年)は「この度結果を残すことができたのは、訪日ムスリム観光客、先輩、先生をはじめプロジェクトに関わってくださった多くの方々の存在があります。当初は、新規テーマであったことからたくさんの困難や葛藤がありました。しかし、チームメンバー5人の当事者の課題解決をしたいという強い想いから活動を続けていくことができました。これからも、創価大学で学び挑戦できることへの感謝を胸に人のために尽すことができる人材へと成長して参ります」と語りました。

また、「安心届けるんジャー」のチームリーダーを務めた佐々木妙子さん(経済学部4年)は「何度も壁にぶつかりながらも、メンバーと粘り強く取り組むことで、不可能に挑む胆力を磨くことができたと感じています。そして、防災ツアーを実施し、全国35以上の大学機関へ導入が実現できたのは、西浦先生や卒業生、先輩方から何度もご指導いただき、ロジカルな課題解決力と社会を巻き込む力を培うことができたからです」と語りました。

●安田ゼミチーム「RIZE」メンバー
我満希空(経営学部3年)
鶴淵美香(経営学部3年)
永廣良江(経営学部3年)
永見蓮(経営学部3年)
Kwon Donguk(経営学部3年)

●西浦ゼミチーム「安心届けるんジャー」メンバー
佐々木妙子(経済学部4年)
阪口雄飛(経済学部4年)
鈴木弘美(経済学部4年)
塩見滉太(経済学部4年)
濱野千咲(経済学部4年)
渡邊菜々子(経済学部4年)
久保裕也(経済学部3年)
古橋心(経済学部3年)
尾藤李音(経済学部3年)
田邊健太(経済学部3年)
川村恒太(経済学部3年)

Share