「第70 回⽇本学⽣経済ゼミナール⼤会2024」で経営学部の安⽥賢憲ゼミが3位入賞

12月8日(日)、「第70 回⽇本学⽣経済ゼミナール⼤会2024」の決勝大会が東北学院大学で開催され、本学経営学部の安⽥賢憲ゼミのチームが出場しました。

本⼤会には、関⻄⼤学、滋賀⼤学、中央⼤学、⻑崎⼤学、名古屋市⽴⼤学など、全国の22 ⼤学85 チームが参加。予選を突破した18 チームが決勝⼤会に臨みました。安⽥ゼミのチームORCA が決勝⼤会に出場し、分科会の一つにおいて、第3 位を獲得しました。

チームORCAは、トイレが整備されていない⼭で野外排泄が横⾏することで⾼⼭植物の踏み荒らしや河川の⽔質汚染が⽣じていること、また⼥性登⼭者がトイレ問題を抱えやすいことを問題視し、特に深刻な問題を抱える⻑野県松本市の焼岳にて登⼭者、地元関係者、⾏政担当者に何度もヒアリングを重ね、登⼭⼝に携帯トイレブースと回収ボックスをする仕組みを考案。その実現可能性を実地検証し、環境省や松本市観光課に提案するなどの⼀連の取り組みを発表しました。

審査員からは、「課題設定とビジョンが明確で、丹念な調査に基づいて考案されている点が素晴らしい。」との講評をいただきました。

チームリーダーの鈴木さくらさん(3年)は、「チームの優勝を目指し、仲間と支え合いながら活動してきました。メンバーやメンター、先生、関わってくださった全ての方への感謝の気持ちを持ち続けながら、今後も創大生として勝利して参ります。」と語りました。

<安田ゼミ チームORCAのメンバー>

小川愛理、鈴⽊さくら、堀部義政、横⼭友哉、吉武悠太

プレゼンの様子

教員情報

教授

安田 賢憲

ヤスダ ヨシノリ

専門分野

国際経営論、経営戦略論(主に標準化戦略)、ソフトウェアビジネス研究

研究テーマ

組込みシステムのソフトウェアの標準化を巡る協調と競争について 近年、携帯電話や自動車はどんどん高機能化していますが、それに伴い、その開発はますます難しくなっています。そのため、従来ライバルだった企業同士がグループを作り、そこで協力し合い、「品質」と「開発効率」の向上を目指すようになっています。しかし、一口に協力といっても、それぞれの思惑の違いがあり、簡単にはいきません。どうすればうまくいくのか。こんな問題意識を持ち、現在、調査研究を進めています。

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