文学部の西川ハンナゼミが地域の文化・歴史・活動をまとめた「上諏訪今昔雙六」を諏訪市内で配布しました
12月21日(土)、文学部社会福祉専修学科の西川ハンナゼミが、地域の文化・歴史・活動をまとめた「上諏訪今昔雙六(かみすわこんじゃくすごろく)」を諏訪市内で地域の方に配布しました。
長野県諏訪地域にて長年フィールドワークを実施している同ゼミは、関西学院大学社会福祉学科の安藤幸准教授ゼミ、長野県長寿社会開発センター・シニア大学諏訪学部の学生、諏訪市社会福祉協議会等団体と共同で、「上諏訪今昔雙六」を作成しました。
12月20日(金)に、ゼミ生らは諏訪市長の金子ゆかり氏を表敬訪問し、雙六を進呈し、その模様が地元紙やケーブルニュースなどに掲載されました。また、翌21日(土)には、諏訪市駅前交流テラスすわっチャオにて、地域の方に向けた披露会と無料配布を行いました。来場者からは「お正月に孫と遊びたい」、「(高齢者施設で働いているので)施設のアクティビティとして使いたい」などの声が寄せられました。
今後、地域資源の可視化や地域の力を高めることを目的として、「上諏訪今昔雙六」が諏訪市内の小学校の全児童に配布される他、雙六を使った街歩きや小学校の授業での活用などが予定されています。なお、本事業は、2023〜2024年度社会福祉法人黎明会福祉開発援助事業助成金の一部を活用して実施しています。
指導教員の西川ハンナ准教授は、「地域資源の可視化、地域のエンパワメントは社会福祉の専門職の重要な役割であり、社会福祉の学びとして地域の学びは欠くことのできないものです。スタディツアーの学びをいつも支えてくださっている諏訪地域の皆さま、長野県長寿社会開発センター・シニア大学諏訪学部の皆さまに心より感謝申し上げます」と述べました。