2024年度第5回SDGs「誰ひとり取り残さない」小論文・イラスト コンテストで本学学生が2名入賞しました

奨励作品賞に選ばれた松戸さんの作品

野毛坂グローカルが主催する2024年度第5回SDGs「誰ひとり取り残さない」小論文・イラスト コンテストにおいて、本学文学部1年の宮内正枝さんが小論文部門で優秀作品賞を、教育学部2年の松戸秀人さんがイラスト部門で奨励作品賞を受賞しました。
本コンテストは、SDGsの基本理念である「誰ひとり取り残さない」の視点に立ち、若者の自由な発想や提案等について広く社会に発信することを目的とし、2020年よりはじまりました。

小論文部門で入賞した宮内さんの作品は、消費者目線のプラネタリーヘルスや食生活をメインテーマとして「グローバル化と大量消費社会の陰に隠れてしまった人」に視点をあてました。また気候変動から人権問題まで、様々な社会の課題を繋げ、自分で買った物も誰かからの「贈り物」だと思って受け取ることができたらとの願いを論文にしたためました。入賞にあたり宮内さんは「審査員の方々に自身の訴えが伝わったと思うと嬉しいです。幅広い知識と教養を持ち、人や生物、地球の声に耳を傾けながら『誰ひとり取り残さない』世界を作る人になりたい」と語りました。

イラスト部門で入賞した松戸さんは「子どもの幸福を叶える漫画家になるのが夢です。今回の作品は『慈悲』をテーマにしています。目には目を歯には歯を、といったやり返しでは、一時的に勝者になれたとしても憎しみや恨みは消えません。相手を許すこと、慈悲を尽くすことが、子供の幸福につながっていくのではないか、と考えました。これを機に、更なる創作の高みを目指していこうと決意しました」と語りました。

入賞された宮内さん
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