スーパーグローバル大学創成支援事業の事後評価で本学が「A」評価を受けました

文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援事業」の事後評価(2024年度実施)が3月28日に公表されました。本学が「タイプB:グローバル化牽引型」に採択され取り組んだ「人間教育の世界的拠点の構築 ー平和と持続可能な繁栄を先導する『世界市民』教育プログラムー」は、5段階評価(S~D)のうち2番目に高い「A」の評価を得ました。なお、これまでの2回の中間評価(2017年度・2020年度)において、最も高い「S」評価を受けております。

■評価結果概要

・A評価:十分な取組状況で事業目的が達成され、今後も持続的な発展が期待できる

<評価コメントの抜粋>

本構想は事業期間全体において、従前の「グローバル人材育成推進事業」で展開したものを発展させた4つの取組み(グローバル・モビリティ、グローバル・ラーニング、グローバル・アドミニストレーション、グローバル・コア)を柱として、さらなる国際化推進強化が進められたものとなっている。加えて、建学の精神に基づき「創造的人間」の育成のため、国際教育を主軸として据え、新たな活動を多岐に実施したことは評価に値する。

事業展開では、構想実現のために設置した「グロ-バル・コア・センター」を中心に、海外交流校の拡大や、各地域・言語圏別に具体的な留学ポリシーが検討され、その評価方法も適切なものを採用することで、教育の質を保ちながらコースの拡充を行ったこと、さらにはアフリカ等を含む広範な地域で交流を維持遂行しており、学生の国際通用性が高まっている。留学生受入れについても、海外拠点や混住型宿舎の整備、交流大学の拡充や奨学金制度など、海外学生をリクルートするシステムが戦略的に機能し、多様な学生が集まっている。これらの尽力により、海外交流校の数において、目標を大きく上回っただろう。

大学の教育国際化を推し進める上で必要な人への投資についても、外国人教員などの採用だけでなく、教員の海外大学への派遣による講義実習や、国内での様々な英語授業研修が充実しており、教員の国際通用性を高めている。

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