牧口記念教育基金会の2025年度留学生奨学生証授与式が開催されました

牧口記念教育基金会の2025年度留学生奨学金奨学生証授与式が5月9日(金)、本学ディスカバリーホールで開催されました。同奨学金は、経済的に修学が困難な外国人留学生(別科・学部・大学院)をサポートするもので、牧口記念教育基金会の助成により創設されました。

田代康則理事長からの証書授与に続き、2名の学生が抱負を述べました。韓国出身のファン・ソンユンさん(法学部4年)は、「創価大学での学生生活をとおして、誰一人取り残さない、すべての人が平等に生きられる社会を作るため、将来は国際開発協力の分野で貢献したいと思います。目標達成に向けて徹して学び、成長してまいります」と語りました。

パナマ出身のヴィリエグ・クインテロ・パトリシア・エレーナさん(国際平和学研究科2年)は、「創価大学では、多文化で多様性溢れる先生方や仲間と出会い、日々多くの刺激と学びを得ています。また、自分の経験や考えを共有することで、異なる分野の知識や知恵を学び、平和の持続や地域社会の変革に向けた新たな視点を養うことができています。このような学びの機会をいただけることへの感謝の心を忘れず勉学に励んでまいります」と述べました。

牧口記念教育基金会の岡部高弘理事長は、創価教育の父である牧口常三郎先生の偉大な人生を継承すると共に、人々の幸福と世界の平和に貢献する人材を育成するため、池田先生の手で創立されたのが牧口記念教育基金であると紹介し、今後の留学生の活躍に期待を寄せました。

最後に鈴木美華学長は、「世界中の人々と友情を築き、その輪を広げていくことは、平和の実現において大切なことです。奨学金を有意義に活用し、勉学をはじめ、仲間とともに様々なことに挑戦してください」とエールを送りました。

奨学生証の授与の様子
奨学生証の授与の様子
ファン・ソンユンさん
ファン・ソンユンさん
ヴィリエグ・クインテロ・パトリシア・エレーナさん
ヴィリエグ・クインテロ・パトリシア・エレーナさん
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