2025年度創価大学牧口記念教育基金会「大学院生奨学金」の奨学生証書授与式を開催しました

6月4日(水)、2025年度創価大学牧口記念教育基金会「大学院生奨学金」の奨学生証書授与式が開催されました。同奨学金は、牧口記念教育基金会の助成により2012年に創設され、経済的に修学が困難な学生をサポートするものです。

授与式では、神立孝一副学長の挨拶に続き、代表して2名の奨学生が抱負を述べました。古根静華さん(文学研究科国際教育専攻博士前期課程1年)は、「研究と実践の両面から日本語教育を深め、学生の幸福を最大限尊重できる教育者に成長したい」と語りました。

次に、戸塚健人さん(理工学研究科生命理学専攻博士後期課程1年)は、「『英知を磨くは何のため』との指針を胸に、世界トップレベルの糖鎖研究に励み、その成果を社会に還元したい」と述べました。

牧口記念教育基金会の岡部高弘理事長からは、創価教育の父・牧口常三郎先生があらゆる人に教育の機会を開いてきた人生を紹介し、「その精神を継承し、人々の幸福と世界の平和に貢献する人材を育成するため、池田先生の手で創立されたのが牧口記念教育基金です」と述べ、「大学院での研究を通して、社会の灯台となって時代の闇を照らし、それぞれの分野で大いなる知性の大樹と育っていただくことを念願しています」とエールを送りました。

最後に田代康則理事長は、牧口記念教育基金会の多大な支援に感謝するとともに、牧口先生の教育哲学に触れながら、「他者貢献の気持ちを大切に、ご支援くださる方の期待を力に変え、これからの研究に情熱を注いでいただきたいと思います」と期待を寄せました。

古根静華さん
古根静華さん
戸塚健人さん
戸塚健人さん
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