学校法人創価大学 新理事長就任のお知らせ

学校法人創価大学(東京都八王子市)は、2025年6月27日付で前副理事長の秋谷芳英を新理事長に選任し、同日付で就任いたしました。任期は2028年度定時評議員会終結の時までとなります。なお、田代康則前理事長は、同日付で本法人の顧問に就任いたしました。

プロフィール

秋谷 芳英(あきや よしひで) 
1958年1月 東京都生まれ

【略歴】
1980年3月 創価大学文学部卒業
1980年4月 学校法人創価大学入社
2004年4月 同評議員、同大学事務局長
2006年10月  同理事
2018年6月 同本部事務局長
2022年4月   同副理事長

ご挨拶

このたび、学校法人創価大学の理事長に就任いたしました秋谷芳英と申します。

創価大学は1971年の開学以来、本年で創立54周年を迎えました。これまで、創立者・池田大作先生が示された建学の精神のもと、学生と教職員が築き上げてきた伝統と実績に心より敬意と感謝を表します。また、同じ志を胸に本学を支えてくださっている卒業生、寄付者、関係者の皆様にも重ねて深く御礼申し上げます。

いよいよ創立100周年に向けて、教職員、学生、ステークホルダーの皆様とともに、新たな航海に挑む時を迎えました。分断と混迷が深まる世界、そして少子化という大きな波に直面する日本。社会に必要な価値を創造し、健全な価値を提供し、あるいは還元すると創立者が語られた「創価」-「価値創造」の精神が、真に発揮されるべき時であると確信しております。

「人間教育の最高学府たれ」「新しき大文化建設の揺籃たれ」「人類の平和を守るフォートレス(要塞)たれ」という三つのモットーに立ち返り、価値創造を実践する「世界市民」の育成を通じて、創価大学設立の使命を果たしてまいります。

具体的には、「学生第一」「学生のための大学」という揺るぎない指針のもと、自律的に学ぶ学生を、教員は教育・研究の面から、職員は学習環境や学生生活の面から支え、学生満足度の高い大学としての評価を堅持してまいります。「Discover Your Potential」というステートメントのとおり、本学で自らの可能性を発見し、その夢を実現することができる「創価大学で学べてよかった」と成長を実感できるキャンパスの実現に、全力を尽くしてまいります。

また、本学はスーパーグローバル大学創成支援事業において高い評価を受けた国際性を活かし、世界70カ国・地域、272大学との学術交流協定を基盤に、「世界が舞台」との思いで、留学生の受け入れや留学プログラム、国際共同研究を推進してまいります。グローバルな視野と実践力を備えた人材の育成に注力し、人間教育の世界的拠点の構築をめざして、平和で持続可能な社会の実現に向け、たゆまぬ努力を重ねてまいります。

教職員・学生、そしてステークホルダーの皆様とともに、創価大学の新たな歴史を刻んでいけますことを心より願っております。今後とも変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。

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