「池田大作思想と中日人文交流シンポジウム」を開催
6月29日に、中国有数の外国語大学である広東外語外貿大学と本学の共催による「池田大作思想と中日人文交流シンポジウム」が開催されました。本学の交流校である広東外語外貿大学は、2000年に本学創立者・池田大作先生に名誉教授称号を授与しています。
本シンポジウムには、復旦大学、北京師範大学、厦門大学など、中国の50以上の大学・研究機関から約100名の研究者が集い、それぞれの研究テーマから池田思想や日中文化交流に関する活発な発表と議論を交わしました。
冒頭、本学の鈴木美華学長が挨拶に立ち、シンポジウム開催への謝意を述べました。続いて、池田先生の思想を軸とした多岐にわたるテーマでの研究発表がありました。ビデオメッセージで登壇された程永華中日友好協会常務副会長は、第1期国費留学生として本学で学んだ思い出や、外交官としての豊富なご経験を踏まえ、青年交流の重要性を語られました。さらに、中日両国の研究者が集い、池田先生の平和友好理念と人文哲学を学びあう本シンポジウムの深い意義について強調されました。
本学からは文学研究科の高橋強教授が、「池田大作の人間主義と人間革命—教育主義を中心として—」と題した基調講演を行いました。その他、中国社会科学院の楊伯江教授、復旦大学の胡令遠教授、厦門大学の呉光輝教授、長春師範大学の張暁剛教授、広東外語外貿大学の陳多友教授からも基調講演がありました。
午後には6つの分科会が設けられ、参加した研究者それぞれが池田思想に関する発表を行い、パネルディスカッションを通じて互いに理解を深めました。