第53回全国ロシア語コンクールで本学学生が活躍
7月13日(日)、「第53回全国ロシア語コンクール」が東京ロシア語学院にて開催され、「一般部門」で柳井正勝さん(文学部3年)が努力賞に、「初級部門」で宮内和嘉奈さん(国際教養学部3年)が第1位に輝きました。
東京ロシア語学院、日本ユーラシア協会が主催する本コンクールは、ロシア語の運用能力の向上とロシア語を話す人々との交流・友好の発展を目的に、毎年開催されています。
柳井さんは「留学へ行く人へのアドバイス」と題し、カザフスタンに10か月間ロシア語留学した経験から、自国の歴史や外国人が関心ある日本の文化について知っておくことが、現地の人たちと打ち解けるきっかけとなり、友好関係を築くことができること、外国語を学ぶときも、自国の文化を忘れてはならないということについて語りました。
宮内さんは「美しいロシア」と題し、いつか触れたいロシア文化の代表として、壮麗な教会建築と優美なバレエを現地で鑑賞したいという夢と、豊かな自然の中で穏やかな時間を共に過ごしながら、友情を育んでいきたいという希望を綴りました。
受賞にあたっての柳井さん、宮内さんのコメントは以下の通りです。
- 本年は創立者池田先生がモスクワ大学から名誉博士号を受賞されてから50年の節目の年です。記念すべき年に、昨年に続き、このような栄誉をいただけたことを、心より嬉しく思います。ロシア・ウクライナ情勢は依然として困難な状況にありますが、一刻も早く平和を取り戻し、人々が安心して暮らせる日常が戻ることを強く願っております。今後も語学力を磨き、国際交流と相互理解の促進に尽力してまいる所存です。(柳井さん)
- 夜中もスピーチ練習に付き合ってくれた友人、応援してくださった先生や先輩・後輩、いつも味方でいてくれる家族にとても感謝しています。私は自分のルーツがサハリンにあることをきっかけにロシアに興味を持ちました。実際のロシア人は家族のようにとことん親身になってくれる、ユーモアで本当に優しい方が多いです。これまでに築いた友情をさらに深めるためにも、今は未熟ですが、ロシア語の習得を目指して頑張りたいと思います。Спасибо большое(大変にありがとうございました)!(宮内さん)

