本学学生による選書コーナーが「くまざわ書店八王子店」でオープン ― 高尾山の魅力をテーマに9/21(日)より実施中

くまざわ書店八王子店5階フロアにて、本学学生が手がけた八王子・高尾山を特集した書籍を扱う「学生選書コーナー」が9月21日(日)にスタートしました。高尾山の紅葉シーズンまで開催が予定されています(終了時期は未定)。
年間登山者数世界一を誇る高尾山の魅力をテーマに、本学学生が選書した30点を超す書籍が店頭に並んでいます。ジャンルは、動植物をはじめ、食文化、歴史、山岳信仰、昔話・小説など多岐にわたり、本の選定だけでなく、内容紹介のポップ、入口・店内のポスター、チラシ、景品のしおり等のデザインまで、すべて学生が手がけました。
本フェアは、本学の文学部科目「哲学・思想特講」(担当:伊藤貴雄教授)の受講者が、サービスラーニングの一環として、文系の学びを活かした地域活性化に取り組んだものです。授業では「地域への哲学的アプローチ」をテーマに、高尾山の山岳信仰について本学大学院文学研究科の大西克明教授(宗教学)のレクチャーを挟むなど、多角的な学びを取り入れました。
企画を担った学生は、「どの本を一番魅せるか、配列にどのような繋がりを作るかなど、お客の目線で考える面白さ、難しさを体験できました」(文学部4年・藤吉彩華さん)、「皆で創りあげる学びの魅力を実感し、終始楽しみながら活動できました。素敵な書籍コーナーになっています」(同2年・佐通美心さん)、「たがいに意見を交換しながら取り組んできたことにより、充実した選書になりました。是非お越しください!」(同3年・山口康生さん)と語りました。
くまざわ書店員の磯前大地さんからは、「山について、伝承・信仰という人間とのマクロな視点での関係から、具体的な登山というミクロで実践的な視点まで、入口は柔らかく奥行きはしっかりとした、どなたでもご覧いただけるフェアになりました」との声が寄せられました。
なお、書籍をお求めくださった方には、先着50名で、一人一枚「特製しおり」がプレゼントされます。







