文部科学省2024 年度「全国学生調査(第4回試行実施)ポジティブリスト」で本学が全国トップクラスの結果となりました
9月30日(火)に文部科学省が公表した「全国学生調査(第4回試行実施)ポジティブリスト」において、全国の国公私立大学において本学がトップクラスの結果となりました。
文部科学省が実施する全国学生調査は、「学修者本位の教育への転換」を促進するための取り組みです。全国共通の質問項目を通じて、学生の視点から大学教育や日々の学びの実態を把握し、各大学の教育改善に活用されるほか、国の政策立案の基礎資料等で活用することを目的としています。今回公表されたポジティブリストは、全国540の国公私立大学に所属する学生を対象とした調査結果に基づき、学生に高い評価を受けた上位校一覧と、その教育方法・教育改善の事例を紹介するものです。
今回の調査結果から、本学が実践する質の高い教育と、学生の成長を重視する取り組みが全国トップクラスであることが示されました。
国際教養学部が複数項目で全国トップ3以内にランクイン
国際社会で活躍する人材を育成する国際教養学部は、学部分野別で以下の項目においてトップ3以内にランクインしました。国際教養学部の徹底した英語教育、海外留学の必修化、少人数ゼミ教育をはじめ、「世界標準」のグローバル教育が高く評価されました。
ランキング項目 | 順位 |
---|---|
Q11: 海外留学・海外研修(短期も含む) | 第1位 |
Q12: 主に英語で行われる授業の履修(語学科目を除く) | 第1位 |
Q18: 外国語を使う力 | 第1位 |
Q7: グループワークやディスカッションの機会 | 第2位 |
Q8: 質疑応答など、教員等との意見交換の機会 | 第3位 |
Q21: 他者と協働する力 | 第3位 |
全学的な教育力
その他の学部でも学部分野別において、以下の通り全国トップ10入りしました。本学が「建学の精神」に基づき、全学を挙げて学生の成長を重視した教育に注力している点などが評価されました。
ランキング項目 | ランキング項目 | 順位 |
---|---|---|
経済学部 | Q8:教員等との意見交換の機会 | 第2位 |
Q26:教職員が熱心に教育に取り組んでいる | 第2位 | |
Q27:大学の学びによって成長を実感している | 第2位 | |
経営学部 | Q24:卒業時までに身に付けるべき知識や能力を意識して学修している | 第9位 |
法学部 | Q22:幅広い知識、ものの見方 | 第7位 |
文学部 | Q7:グループワークやディスカッションの機会 | 第8位 |
教育学部 | Q7:グループワークやディスカッションの機会 | 第4位 |
Q23:異なる文化に関する知識・理解 | 第4位 | |
理工学部 | Q23:異なる文化に関する知識・理解 | 第2位 |
看護学部 | Q17:人に分かりやすく話す力 | 第2位 |
Q22:幅広い知識、ものの見方 | 第2位 |
※上記は各学部の最高順位。上記以外の他項目でも多数ランクイン
価値創造を実践する「世界市民」の育成を教育目標に掲げる本学では、72か国・地域、276大学との学術交流協定を締結し、学生の約10%が外国人留学生という多様性に富んだキャンパスを実現しています。このような教育環境と、「ポジティブリスト」で示された質の高い教育力をもって、学生一人ひとりが大学生活で大きく成長できるよう各種取り組みを進めてまいります。