本学学生の取り組みが「サステイナブルキャンパス賞2025」で「ニューカマー賞」を受賞!

本学経営学部の野村佐智代ゼミと経済学部の蝶名林俊ゼミが主体となって推進するサステイナビリティに関する取り組みが、サステイナブルキャンパス推進協議会(CAS-Net JAPAN)が主催する「サステイナブルキャンパス賞2025」の「学生活動部門」において「ニューカマー賞」を受賞しました。同賞は、応募が初めてである団体の中から、特に優れた活動を表彰する特別賞です。

「サステイナブルキャンパス賞」は、持続可能な環境配慮型社会の構築に貢献することを目的に、大学や高等教育機関における、SDGs達成やサステイナブルキャンパス構築に向けた、教員・職員・学生・企業等の取り組み事例を表彰する制度です。2015年度より、「建築・設備部門」「大学運営・地域連携部門」「学生活動部門」「民間事業者部門」の4部門で評価・表彰を行っています。

経営学部の野村ゼミは、「キャンパス発 サーキュラーエコノミーの実現とカーボンニュートラルへの道」をテーマに、衣類・食品・紙の3分野に焦点を絞り、学生が主体となってサーキュラーエコノミーへの転換に挑戦しました。特に衣料ロスの課題に取り組み、回収活動に留まらず、エコTシャツの作成・販売など、実践的な取り組みを展開しました。

経済学部の蝶名林ゼミは、「創価大学における学生の環境配慮行動を促進する施策」をテーマに、使い捨てごみの削減に焦点を当てました。ゴミの分別促進や使い捨てカトラリーの利用抑制といった施策を考案・実践し、徹底した定量的な調査・分析によってその効果を検証しました。これにより、学生の環境配慮行動を高めるための具体的かつ科学的なアプローチを提示しました。

表彰式は、11月8日(土)に北海道大学札幌キャンパスで開催された「CAS-Net JAPAN 2025年次大会」の中で行われ、両ゼミの学生が受賞したプロジェクトについて報告しました。審査委員会からは、学生が主体性をもって、実践的かつ定量的に環境問題に取り組む姿勢について高い評価が寄せられました。

野村ゼミと蝶名林ゼミの学生は、「初めての応募でこのような賞をいただき光栄です。今後もキャンパス全体を巻き込み、活動をさらに発展させていきたいです」と語りました。

受賞した野村ゼミと蝶名林ゼミの学生
受賞した野村ゼミと蝶名林ゼミの学生
受賞した野村ゼミと蝶名林ゼミの学生
受賞した野村ゼミと蝶名林ゼミの学生
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