経営学部野村ゼミが紙製品の商社・メーカーと合同でSDGs啓発イベントを開催しました

経営学部の野村佐智代ゼミは、産学連携で推進する「創大の名刺を環境にやさしいものに!」プロジェクトの一環として、11月5日(水)に中央教育棟2階 SPACeアリーナでSDGs啓発イベント「Re(=Reborn、Recycle):名刺カフェ」を開催しました。

冒頭、秋谷芳英理事長から「創価大学はSDGsグッドプラクティス賞のコンテストを3年前から実施し、学生のアイデアを形にする支援をしてきました。学生主体のこうしたプロジェクトが本学のSDGs推進の原動力となることを願っています」と挨拶がありました。続いて、学生代表挨拶として、野村ゼミの中村優斗さん(4年)より、これまでのプロジェクトの発表がありました。野村ゼミの学生が主体となって、学内の教職員が使用する名刺を、より環境に配慮した素材へ転換することを目指し、回収した綿(コットン)100%の衣類を原料の一部とした「サーキュラーコットンペーパー」を採用した名刺を作成しました。あわせて、本年5月〜7月には学内で衣類を回収し、アップサイクル協働事業に参画しました。この過程で、水の使用やCO2排出に関する環境負荷が低い製造工程を持つサーキュラーコットンペーパーを用いることで、資源の循環と廃棄物の削減を通じた循環型社会の実現の貢献を目指す活動の紹介がありました。  

続いて、本プロジェクトを共に進める新生紙パルブ商事株式会社の塙年秋氏と株式会社山櫻の原田宏氏が登壇し、環境配慮型製品を使用する意義やサーキュラーコットンペーパーの紹介、名刺が出会いのきっかけとなり、「紙」を通じて人と人を繋ぐ役割があることについて講演しました。引き続き、参加者と意見交換会を行い、紙の持つ可能性や、環境に配慮した消費などについて活発な意見交換が交わされました。

参加者からは、「学生でも企業の方と連携して社会課題解決に貢献できることがわかった」(経営学部3年)、「学生たちのSDGsに対する熱い想い、行動力に刺激をいただいた」(中小企業SDGs推進コンサルタント)等の声が寄せられました。

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