経営学部・安田ゼミが「第22回キャンパスベンチャーグランプリ東京大会」で奨励賞を受賞!

チームZinnia(ジニア)のメンバー

12月9日(火)、学生起業家の登竜門として知られる「第22回キャンパスベンチャーグランプリ東京大会」のファイナル審査会が、東京都千代田区にある霞山会館にて開催されました。この大会は、キャンパスベンチャーグランプリ東京実行委員会が主催し、日刊工業新聞社、りそなグループが共催しています。本学経営学部・安田ゼミのチームZinnia(ジニア)が奨励賞を受賞しました。

本大会には全国から85チームが応募し、書類選考(1次審査)とプレゼン審査(2次審査)を突破した11チームが最終審査会に臨みました。奨励賞を受賞したチームZinniaは、管理捕獲されているシカの非可食部位の多くが廃棄されている点を問題視。この未利用部位をペットフードの材料として活用する仕組みと、そのペットフードを販売するビジネスモデルを考案しました。ビジネスの実現可能性を探るため、100軒以上の生産者ならびに200人以上の消費者にヒアリングを重ね、MVP(Minimum Viable Product)を作成して検証したプロセスを報告しました。

審査員長からは、「最近、熊による被害に注目が集まっていますが、シカによる農作物被害も深刻であり、時機に適ったアイデアである」との高い評価をいただきました。副リーダーを務めた西岡幸子さん(3年)は、「ビジネスコンテストでは、事業として成り立つ仕組みを考えることや、取り組むべき課題を整理することなど、想像以上に越えるべき壁が多くありました。しかし、その都度アドバイスをくださる方々や、共に悩み抜いてくれる仲間の支えがあり、チームとして前へ進むことができました。結果に対して悔しさは残りますが、『何のため』を問い続ける姿勢の大切さを学びました。この視点を持ち続けることで、一つひとつの挑戦に確かな意味が生まれると実感しています。この学びを糧に、これからも挑戦を続けていきます」と述べました。

●チーム「Zinnia」メンバー
松村香里(経営学部3年)
西岡幸子(経営学部3年)
米本美幸(経営学部3年)
草刈美樹(経営学部3年)
田中勇太郎(経営学部3年)
佐藤秀明(経営学部3年)

発表の様子
発表の様子
チームメンバーと支援する先輩の集合写真
チームメンバーと支援する先輩の集合写真
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