経営学部・安田ゼミが「第9回アグリカルチャーコンペティション2025」で優秀賞（第2位）を受賞！

11月30日（日）、アグリカルチャーコンペティション準備委員会が主催し、一般社団法人全国農業協同組合中央会が協賛する「第9回アグリカルチャーコンペティション2025」の決勝大会が遠隔方式で開催されました。本学経営学部・安田ゼミのチームZinnia（ジニア）が「実践的研究分野」にて、優秀賞（第2位）を受賞しました。

この大会は、農業、農畜産業、地域社会などをテーマに研究を行う大学生が成果を競うもので、「学術的研究分野」と「実践的研究分野」の２部門があります。本年度は、14大学45チームが参加。書類審査と動画審査による予選会を勝ち上がった13チームが決勝大会に臨みました。優秀賞を受賞したチームZinniaは、管理捕獲されているシカの非可食部位の多くが廃棄されている点を問題視。この未利用部位をペットフードの材料として活用する仕組みと、そのペットフードを販売するビジネスモデルを考案しました。その仕組みの妥当性を生産者と消費者に協力を仰いで検証し、その実践的な成果について報告しました。

副リーダーを務めた米本美幸さん（３年）は、「農業と密接に関わる『野生鳥獣の廃棄問題』について、実際に農業に携わる方々からご評価いただいたこと、そしてこの問題を多くの方に知っていただく第一歩になったことを大変に嬉しく思います。２位という結果に悔しさはありますが、本プロジェクトは多くの方の支えがあったからこそ、ここまで進めることができました。お世話になった方への恩返しのためにも、感謝と誇り、そして当事者意識を忘れずに、チーム一同尽力してまいります」と述べました。

●チーム「Zinnia」メンバー
松村香里（経営学部3年）
西岡幸子（経営学部3年）
米本美幸（経営学部3年）
草刈美樹（経営学部3年）
田中勇太郎（経営学部3年）
佐藤秀明（経営学部3年）