「国連気候変動枠組条約の締約国会議」(COP30)に本学学生が参加しました
2025年11月10日(月)~11月22日(土)、ブラジルで開催された「国連気候変動枠組条約の締約国会議」(COP30)に、本学経済学部2年の川瀬杏子さんが参加しました。
COP30は、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の第30回締約国会議として、世界の脱炭素・気候変動対策の方向性を決める国際会議です。
パリ協定採択から10年、京都議定書の発効から20年という節目に開催された本会議には、日本を含む各国政府、企業、NGOが集まり、地球温暖化対策の「実施」に向けた排出削減目標(NDC)の更新や、気候変動適応策、途上国支援などについて集中的に議論されました。
川瀬さんは大学で環境政策を学ぶ中で、アマゾンの森林破壊が先住民族の命と尊厳を脅かしている現実を知り、現場で当事者の声を聞きたいと考え、NPOの代表派遣事業に応募しました。
川瀬さんは、「先住民族が集う『アルデイアCOP』に参加し、15人の先住民へインタビューを行いました。アジアの若者による意見交換会にも参加し、気候問題に対する無力感を多くの同世代が抱えていることを共有しました。しかし、先住民族の自然観や楽しさを伴った抗議の在り方、政府に積極的に干渉する民主主義の姿勢を目の当たりにし、若者が抱く『政治的な無効感覚(=自分が何をやっても状況は変わらない)』を克服するには、まず意見を口にし、仲間と共に主張をかかげ、積極的に政策に干渉していく姿勢が大切だと感じました。『森は世界中すべての人々の命』という先住民族の言葉が強く心に残っています。現場で声を上げ続ける人々の姿に触れ、自分の行動にも意味があると実感しました。同世代と国境を越えて対話した経験は、社会を変える力は私たち自身の中にあると気付かせてくれました」と述べました。