ハーバード大学主催の国際学生会議「HPAIR」に本学学生3名が参加しました
2026年2月6日(金)から8日(日)にかけて、アメリカのハーバード大学において開催された国際学生会議「HPAIR(Harvard Project for Asian and International Relations)」に、本学から河野良枝さん(法学部4年)、小林美香さん(経済学部4年)、母里孝一さん(経済学部4年)の3名が参加しました。
本会議は、世界中から学生、若手リーダー、専門家が一堂に会し、地球規模の課題について議論・協働する場となっています。
今回の会議は 「Emerging Horizons — “Truth at Dawn, Hope at Dusk”(新たな地平:夜明けの真実、夕暮れの希望)」 をテーマに掲げ、直面する社会問題を指摘するだけでなく、未来に向けて「自分たちの手で何が築けるのか」という建設的な視点に焦点をあてた議論が交わされました。
会議では、各セッションにおいて、AI・テクノロジーの共存、地政学と国際関係、不確実な時代における希望など、多岐にわたるセッションが行われました。
参加した3名は、それぞれの関心分野に基づき、世界各国の参加者や専門家と深く意見を交わしました。議論を通じて、複雑化する国際課題は単一の分野では解決できず、テクノロジー・政策・社会・倫理といった複数の視点を組み合わせる必要があること、また大国間の対立や不確実な情勢のなかでも、国境を越えた協力や、若者一人ひとりが主体性を持って小さなアクションを起こしていくことが未来への変化を生むという点において、共通の深い学びを得ました。
参加した学生から、次のような声が寄せられました。
■ 河野 良枝さん(法学部4年/参加当時3年)
カナダに留学中、国際問題について学ぶなかで「自分はこれから何をすべきか」を考え、世界の学生や専門家と議論して視野を広げたいと思い参加を志しました。将来のリーダーを目指す優秀な参加者たちのレベルの高さを肌で感じるなか、大勢の前で質問を投げかけ、グループワークで積極的に発言できたことは大きな自信につながりました。
短い時間でしたが、多様な背景を持つ仲間と出会い、共に学び、友情を深められたことは大きな財産です。創立者・池田大作先生が2度講演されたハーバード大学で、創大生として参加できた誇りを胸に、これからも世界に挑戦し続けられる人材を目指してまいります。
■ 小林 美香さん(経済学部4年/参加当時3年)
各専門分野で活躍する講師陣によるスピーカーセッションを通じて、現代社会が直面する課題の背景への理解が一層深まりました。不確実な時代だからこそ希望を持ち続けることの大切さ、そして複雑な国際問題の解決には国境を越えた協力と若者の積極的な行動が不可欠であることを学びました。
グループワークでは「若者がAIを活用してアイデアを実現するための興味を高める方法」について議論し、プレゼンテーションを行いました。多様な文化的背景を持つメンバーゆえに意見が対立することもありましたが、互いの見解を尊重しながら対話を続けることで新しい視点を得ることができ、自分自身の視野を大きく広げる貴重な経験となりました。
■ 母里 孝一さん(経済学部4年/参加当時3年)
アメリカの大学への留学中に地政学や国際関係を学ぶなかで、大国間の対立が小国に与える影響に関心を持っていました。会議では、モンゴルの非核化政策を推進してきた専門家の講演を聴き、大国に挟まれた小国が主体的に国際社会へ声を上げる重要性を強く実感しました。国際問題に対し、学生が主体性を持って考え続ける必要性を学びました。
また、自国の社会課題に強い問題意識を持ち行動する各国の参加者から大きな刺激を受けました。グループワークでは、大学1年次にGCP(グローバル・シティズンシップ・プログラム)で取り組んだフィリピンの災害対策と貧困のプロジェクトについて意見交換を行い、自身のこれまでの学びや現地調査の経験を世界に共有しながら議論を深める貴重な機会となりました。