第1回 好適環境水勉強会を開催

12月15日(月)、第1回「好適環境水勉強会」がハイブリッド形式にて開催されました。本勉強会はプランクトン工学研究所の主催により実施され、学内外の研究者・学生が参加し、好適環境水をめぐる最新の研究動向について活発な議論が行われました。

勉強会に先立ち、特別講演会が開催されました。講師は、北海道大学低温科学研究所の力石嘉人教授。講演題目は「好適環境水の利用とその評価」です。

好適環境水は、坂野の体液と同じ浸透圧に調整した人工飼育水で、淡水魚と海水魚を同じ水槽で育てることができる技術です。低コストで環境への負荷も少ない次世代の養殖技術として注目されています。講演では、魚のアミノ酸の安定同位対比を分析することで、好適環境水が魚のエネルギー消費にどのような影響を与えるのかを調べた最新の研究成果が紹介され、参加者の関心を集めました。

特別講演会後は、勉強会が行われました。冒頭では、岡山理科大学の山本先生より挨拶と趣旨説明があり、本勉強会の目的である研究交流と学術的基盤の深化について共有されました。その後、各大学による研究紹介が行われました。また、実験室見学も実施され、各機関の研究設備や実験環境を共有する貴重な機会となりました。

本勉強会は、好適環境水の科学的理解を更に深化させるとともに、研究ネットワークの強化につながる第一歩となりました。今後も継続的な議論と共同研究を通じて、本技術の学術的確立と社会実装の発展を推進してまいります。

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