広島・長崎講座で広島平和文化センター香川剛廣理事長が講演されました

2025年5月9日、広島・長崎講座において広島平和文化センター香川剛廣理事長が、「現下の国際情勢と平和に向けた被爆地広島・平和首長会議の取組」と題して講演されました。
香川理事長は、トランプ大統領の政策が戦後国際政治システムにもたらしている危機とロシアや北朝鮮による核軍縮の不透明な状況を説明。このような情勢下で、被爆の実相を守り、広め、伝えること、そして世界における平和の交流のハブとしての役割を果たすという、ヒロシマの歴史的使命を強調しました。また、166か国・地域の8,479都市が加盟する市民ネットワークである平和首長会議の取組を紹介し、核兵器のない世界の実現のため行動する重要性を訴えました。講演終了後には、学生たちと活発な質疑応答が行われました。
