ロボカップ・マレーシア・オープン2024で受賞

受賞したチームSOBITSのみなさん
ロボカップ・マレーシア・オープン2024の参加者のみなさんと記念撮影

 理工学部・崔龍雲研究室、萩原良信研究室の合同チームSOBITSが、2024年9月5日~9月8日にマレーシアのクアラルンプールで開催された「RoboCup Malaysia Open 2024」に出場し、複数の賞を受賞しました。
 「RoboCup Malaysia Open 2024」は、ロボット工学や人工知能分野研究・技術の促進を目的に、マレーシア国内外の大学や研究機関が参加する知能ロボット競技会です。
 本学のチームSOBITSは家庭環境で人の生活を支援するロボットの研究開発を競う@Home リーグに出場。
 マレーシア、中国、タイ、日本などから16チームが同リーグにエントリーするなか、タスクに応じて必要な家具と連結してモノを運搬できる自律移動台車と物体の把持や操作が可能なマニピュレータを連携させた生活支援ロボットのデモンストレーションを実施し、以下の賞を受賞しました。 
 ★Best HRI (Human-Robot Interaction) Award:人とロボットのコミュニケーション部門の最優秀賞 
 ★Best Presentation Award:Finalsにおけるプレゼンテーションの最優秀賞 
 また、2024年9月9日に開催されたRoboCup Malaysia Open Symposiumというロボット工学と人工知能研究会の中でも、SOBITSに対する自然言語処理を通してタスクの自動化への貢献が評価され、以下の賞も受賞しました。
 ★Best Oral Presentation賞
 チームを牽引したシム・ジアハオさん(理工学部情報システム工学科4年)は、「今回はマレーシアで初めて開催されるRoboCupでもあり、ロボット工学の分野に関する知識を広めたいという思いで、感謝とともにマレーシアでのロボティクスの発展になる第一歩だったと確信しています」と語りました。また、SOBITSチームリーダーの小野郁哉(理工学研究科情報システム工学専攻学修士1年)は「本大会は、来年の日本大会に向けてロボットを作るところから始めました。日本大会をはじめ、世界大会に勝ち上がるチームとして成長していきます」と加えました。 

出場メンバー: バレンティン・ケイト(修士2年)、小野 郁哉(修士1年)、鈴木 幸志郎(修士1年)、シム・ジアハオ(学部4年) 

SOBITSの「X」:https://twitter.com/sobits_soka
大会で開発したロボットのPR動画:https://youtu.be/j4Q7na14O_0?si=6XBpWLOylDUSsz8T
RoboCup Malaysia:https://2024.robocup.org.my/home

大会出場中の様子
左から、バレンティンさん、鈴木さん、シムさん、小野さん
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