理工学研究科・博士後期課程1年の菊池廣大さんが最優秀ポスター賞を受賞
イタリア・トリエステで開催された国際学会「The European Molecular Liquids Group and the Japanese Molecular Liquids Group Annual Meeting 2024 (EMLG/JMLG 2024)」(9月8日~13日)にて、本学理工学研究科環境共生工学専攻・博士後期課程1年の菊池廣大さんが最優秀ポスター賞を受賞しました。
菊池さんの研究は「High-Pressure Effects on Cellulose Dissolution Behavior into Ionic Liquid Analyzed using Molecular Dynamics Simulation」と題し、実験の実施が非常に困難な『高圧力下におけるセルロース溶解』という現象をコンピューターシミュレーション(分子動力学シミュレーション)を用いて予測し、分子論的にメカニズムを明らかにしたものです。
菊池さんは「この度、このような賞を受賞することができ、大変光栄に思っております。今回のシミュレーションを用いた研究は私にとって挑戦的でとても苦労したものでしたので、名前を呼ばれたときは大変嬉しかったです。また、発表時に多くの方々に『面白いですね』と言っていただきとても励みになりましたし、今後の研究に繋がる多くのコメントも頂きました。普段からご指導いただいております先生方、共著者の皆様に感謝するとともに、今後もさらに研究に邁進してまいります。」と語りました。