チーム「SOBITS」がインテリジェントホームロボティクス研究会で複数受賞
理工学部・崔龍雲研究室と萩原良信研究室のメンバーで構成されるチーム「SOBITS」が、2024年11月30日から12月1日に開催された「第12回インテリジェントホームロボティクス研究会」に出場し、複数の賞を受賞しました。
日本ロボット学会インテリジェントホームロボティクス研究専門委員会が主催するこの研究会では、生活支援ロボットの競技会(インテリジェントホームロボティクスチャレンジ)とポスター発表会が実施されました。
本学のチームSOBITSは、インテリジェントホームロボティクスチャレンジのRestaurantタスクにおいて、審査委員から高い評価を受け、Best Hospitality Awardを受賞しました。
さらに、ポスター発表では博士前期課程2年の大森秀之さんが以下の研究発表により、Excellent Poster Awardを受賞しました。
タイトル:「Segment Anything ModelとMiniCPM-Vを用いた基盤モデルによる投入口を持つ物体の検出」
著者:大森秀之,萩原良信,崔龍雲
チーム代表を務めた博士前期課程1年の小野郁哉さんは、次のように語っています。
「本大会では、ロボット初学者である学部3年生を中心に出場し、普段の研究生活では得られない貴重な体験をすることができました。特に、交流会での他大学の学生や企業の方々との議論を通じて、初学者だけでなくチームメンバー全員が生活支援ロボットの奥深さを実感しました。この経験は、SOBITSのさらなる発展につながる貴重なきっかけになったと感じています。」
SOBITS:https://home.soka.ac.jp/~choi/
教授
崔 龍雲
チエ ヨンウン
- 専門分野
知覚情報処理・知能ロボティクス
- 研究テーマ
ステレオカメラによる距離計測システム
准教授
萩原 良信
ハギワラ ヨシノブ
- 専門分野
知能ロボティクス、知能情報学
- 研究テーマ
- 生活物理支援ロボットの学習、認識、予測に関する計算モデルの開発
- 人とロボットの共創的学習のための記号創発システムの基盤技術開発