アクティブ・ラーニングのトップランナー

アクティブ・ラーニング

アクティブ・ラーニングとは、学生が能動的に学習に参加をする取り組みのことを指します。社会が求める社会人基礎力(コミュニケーション能力、課題発見・解決能力など)を育成するには、学生が主体的に学ぶアクティブ・ラーニングが最適です。本学部は、アクティブ・ラーニングを早期に取り入れ、現在多くの授業で実施しています。全国の大学の中でもアクティブ・ラーニングで大学教育を刷新するトップクラスの学部として公に高い評価を得ています。

アクティブ・ラーニングがめざすものは、知識を自分のものとし、さらにその知識を活用していく積極的な学習活動を広げていくことにあります。講義で学んだ知識を「知恵」にするための効果的な手段と言えます。

アクティブ・ラーニングカリキュラム

経営学部では、4年間にわたり、演習が継続的に履修できるようになっており、関連の講義とともに、段階的に高次のアクティブ・ラーニングを通じて目標とする能力の習得をめざします。

アクティブ・ラーニングの特徴

■ グループ演習
グループ演習
課題探究力を身につけるため、4人のチームを編成してグループで研究活動を実施します。グループ内で協同学習を展開します。
■ プレゼンテーション
プレゼンテーション
演習では研究成果のプレゼンテーションを重視しています。予選、本選を競い合いながら完成度の高い研究成果につなげます。
■ ディベート
ディベート
論点についてゼミの内外で徹底的なディベートを行います。主張のサポートとディフェンドを繰り返して論理性を高めます。また、共通の意見を探るダイアローグのスキルも身につけます。
■ フィールドワーク
フィールドワーク
経営学部では、国内外の企業や専門機関を訪れ、第一線の専門家から講義やヒアリング、視察を行っています。企業見学会の実施や、グローバル・プログラムによる海外研修で現地調査や体験をしながら主体的な学習を行います。
■ PDCAサイクルの徹底
経営学部のアクティブ・ラーニングでは、その場限りにするのではなく、成果物を紙ベースで残すようにしています。このことにより、学習成果を学生自身が振り返ることができ、そのような力が身についたか、学生と教員がチェックし、改善していくP(計画)D(実行)C(チェック)A(修正)のサイクルを回すことができます。
■ LTD学習法を活用した反転学習
経営学部では、LTD(Learning Through Discussion)学習法を導入しています。LTDは予習と話し合い(ミーティング)を中心とした学習法です。学生は学習教材を一人で学習して内容を理解し、話し合う際の手がかりとなる予習ノートを作成します。授業中の話し合いでは、教科書を使わずに、予習ノートを活用して議論を深め、学習教材の理解を深めます。話し合いには、教員か直接関与せず、学生の気づきや学ぶ過程を大切にします。
■ アクティブ・ラーニングの集大成としての卒業論文
経営学部では、演習が必修となっており、全員が3年生と4年生のゼミを履修しなければなりません。そして、学生生活の集大成として4年次の最後で卒業論文を作成し提出することが求められます。この卒論作成では、主体的に学習し、自律的に論文作成をしていかなければなりません。アクティブ・ラーニングのすべての要素が含まれている最大のチャンスだと言ってもよいでしょう。

それぞれの視点から見るアクティブ・ラーニング

■ インタビュー
アクティブ・ラーニングの担当教員を代表して栗山先生に直撃インタビューしました。
■ 学生の声
アクティブ・ラーニングを体験した学生の声をご紹介します。
■ 外部からの評価
アクティブ・ラーニングに関する外部の専門家の評価をご紹介します。
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