カリキュラム
人の幸せに貢献する人間主義経営を学び、優れた「 ビジネスセンス 」と未来を切り拓く「 創造性 」を習得。 人の喜びと感動、癒やしを生み出す人材に。
ビジネスパーソンに不可欠なマーケティング、経営戦略、人的資源管理、会計・金融などの基礎知識の習得はもちろん、10段階の習熟度別クラスを設けてビジネスイングリッシュを徹底的に鍛えます。
4年間の学びの流れ
専門演習一覧
ゼミ紹介
天谷ゼミ
天谷ゼミ
「マーケティング・リサーチと統計解析」
学ぶ内容
マーケティングにとって統計学は必要不可欠であり、広範囲にわたってさまざまな統計的手法が使われています。演習では、初めにマーケティング・リサーチの方法について詳しく学びます。リサーチに必要な実践的内容が含まれています。次に、マーケティングの諸問題に対して統計学的アプローチやスキルを学びます。マーケティングに必要なデータ分析スキルとは、確率分布や仮説検定、推定などの統計学の基礎知識と実践的によく使われる多変量解析、そしてパソコンによるデータ解析です。多変量解析と聞くと、数学が苦手だから引いてしまう人もいますが、マーケティングにおいて多変量解析を使う場合は、難しい数式の展開を行わなくても理解することができます。数学的理解よりも、「多変量解析で何ができるのか」、「どのような分析目的の場合どの手法が適切なのか」、「分析結果のデータをどう解釈するのか」といったことが、より重要になります。人工知能(AI)の時代においてデータ分析はビジネスパーソンの必須アイテムです。本演習では、文系学生でもビジネスデータが扱え、マーケターになるための基礎を学んでいきたいと思います。
ゼミ生が取り組んでいる研究テーマ
「化粧品の購買行動における口コミの影響」をテーマにしてインフルエンサー・マーケティングの今後の課題について分析を行ったり、「冬に若者が好むアイスクリームのコンセプト」をテーマにしてコンジョイント分析によってコンセプトを導出したり、「日本の老齢化社会における地域活性化マーケティング」をテーマにして地域価値を創り高める方法を提示したりしています。ほとんどが具体的なリサーチと統計分析を伴った研究です。
ゼミ生の声 ①何を学ぶゼミなのか / ②実際に学んだ内容
・小向結さん(4年生)
①天谷ゼミでは、主にビジネスエコノミクスを勉強しています。統計学を用いたマーケティングリサーチについて学びます。また、地域活性化がテーマの八王子コンソーシアムというプレゼン大会に出場し、授業で学んだことを実践的に考えていきます。卒業論文では、ゼミ生の多くが統計学的分析を用いて研究を深めています。
②授業で学んだことを参考に自らテーマを設定し、統計学を用いてレポートを作成しました。私はアルバイト先の顧客満足度について調査しました。八王子コンソーシアムは3年の前期から準備を始め、夏にはゼミ合宿を行いました。後期はプレゼン内容の仕上げを行い、12月の大会に出場しました。4年生は主に卒業論文の作成です。
・陶山優さん(3年生)
①マーケティングにおける統計的分析を学びます。マーケティング戦略の基礎知識を修得し、社会課題を取り上げ統計的アプローチについて研究していきます。併せて、補完授業として天谷教授担当のビジネス統計を受講しながら統計学を深く掘り下げ、より発展的な課題解決能力の定着に取り組んでいます。
②はじめに企業戦略や競争戦略などのマーケティングの基礎知識について学び、続けて仮説検定や多変量解析について学びました。演習Ⅱでは3つのグループに分かれてそれぞれ社会課題を取り上げ、解決策を導き出すべく研究を行っています。(例:飲食業界の課題テーマ「with コロナでも経営維持するための戦略立案」)
平岡ゼミ
平岡ゼミ
「組織の価値創造に関する研究~サステナビリティ(持続可能性)経営と手法を学ぶ~」
学ぶ内容
組織がサステナビリティを達成するために創造する価値について研究します。それらはビジネスが生み出す価値,顧客にとっての価値,社会価値,自然環境の価値,従業員に関わる価値,そして株主価値等々多岐にわたり,組織は関わるステークホルダーとの協働でこれら価値を長期的に創造します。その過程をストーリーとして理解するための評価・分析の手法や考え方を修得します。企業は社会的責任(CSR)への取り組みを関連する報告書に公開し,最近ではこれらに財務情報も加えた企業の長期的な価値創造のストーリーを表現する統合報告書を公開する企業も増えています。これを見ると,たとえばSDGsが実際の企業活動にまで落とし込まれているかを知る参考にもなります。また,CSRやSDGsへの取り組みを評価し株式や社債を購入するESG(環境・社会・統治)投資も主流となっています。組織のサステナビリティ関連のキーワードは時代とともに変化しますが,価値創造が目的という点では普遍的なので,それをゼミの研究テーマとし,皆で価値創造する企業を分析・評価し,日経ストックリーグに参加して,これらの企業群に仮想投資し,そのストーリーをレポートに仕上げていきます。
ゼミ生が取り組んでいる研究テーマ
- ワークの価値とライフの価値の関係性(時間生産性が企業パフォーマンスに与える影響)
- Stay at homeの環境下で幸福感を与える財・サービスを提供する企業の評価
- 企業のミニマリズム的行動とプレップ的行動を指標化して企業評価につなげる研究 等
ゼミ生の声
・佐藤勇城さん(4年生)
3年次はCSRとその実践に必要な経営知識のインプット活動と、日経ストックリーグというビジネスコンテストの参加を通じアウトプットするレポート作成活動からなります。4年次は主に各人が興味のあるテーマでの卒論作成に取り掛かります。平岡先生は専門分野の会計学の他にもタイムリーな社会科学に精通しておられ、レポート作成時には多角的視点からご指導を頂きました。
・鴻池紅朱さん(3年生)
ストックリーグという目標に向かって,ゼミ生同士で意識を高め合いながら活動しています。レポートやポートフォリオの作成過程で意見が異なる時も「全員で対話し乗り越える」ことをモットーにしています。主体的に頑張った分,力がつくゼミで,それをサポートしてくれるのが平岡先生です。
小林ゼミ
小林ゼミ
「何とかする力」プロジェクトマネジメントを学ぶ
学ぶ内容
本ゼミでは固有の成果を期限内に達成する技術の知識体系の中で最も国際標準として認識されている米国プロジェクトマネジメント協会(PMI)のPMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)の知識を学びます。この知識はIT業界、コンサルタント業界、建設業界等で注目されており、将来役にたつ勉強でもあります。
3年次にはこの基本的な知識を学び、4年次では関連する様々なビジネス事例に対してプロジェクトマネジメントの知識を用いて問題解決を図るべく、学生側からの発表やディスカッションを行います。2020年度はコロナ禍で対面授業が限定されていましたが、2021年度は以前のように対面授業を主体とし、積極的な議論をしていきたいと思っております。学生さんたちからの積極的なアプローチを重んじるゼミです。
ゼミ生が取り組んでいる研究テーマ
関心のある業界やビジネス分野に対してプロジェクトマネジメントがどのように応用できるかについて研究。その成果は「卒業論文」として提出されるようになっています。
- 現代人の音楽との関わり方
- バンド活動を成功させるためのプロジェクトマネジメント
- カードプレーヤー視点から見るトレーディングカードの魅力 等
ゼミ生の声
・石原あゆみさん(4年生)
①何を学ぶゼミなのか
小林ゼミはプロジェクト・マネジメントという学問を学ぶゼミです。プロジェクト・マネジメントとはプロジェクトを上手く進行していくための管理方法を学ぶ学問です。
②実際に学んだ内容
様々な企業のプロジェクト例の文献を読み、その成功の理由や失敗の理由や改善策をゼミ生で話し合いを重ね、プロジェクト・マネージャーの資格試験の問題を皆で解きました。
國島ゼミ
國島ゼミ
「人間のための新しい経営管理のあり方」
学ぶ内容
近年は、生活の場としての地域社会、企業経営、人間との関係を検討しています。そのような関係性が、豊かな信頼と共感で結び付けられていくことが必要です。それを踏まえて、個々人の多様性を尊重し、地域を経済的・精神的に豊かにする企業経営を探求していきます。国連のSDGsは、多様な人権の保障をグローバルに求めるものです。新しい社会と企業経営を一緒に考えていきたいと思います。
ゼミ活動として、3 年次前期では専門書の輪読と報告によって知識を深め、後期には問題解決型学習によって八王子コンソーシアム学生発表会でのプレゼンテーションを行っています。
誰のために、何のために、どのように「社会と企業」のあり方を構想し、創造していくのかを、学び、議論したいと思います。
ゼミ生が取り組んでいる研究テーマ
- おもてなし経営の顛末と差別化戦略のコンバージェンス-観光業界の新しい経営―
- 人口減少と少子高齢化における経済問題
- オリエンタルランドの経営分析
- 日本人の宗教観における考察
- アニメ聖地巡礼がもたらす経済効果
- インターネット動画広告が消費者に与える影響
- 日本における性的マイノリティの人権保護のための対策について
- コロナ禍での東京一極集中問題 等
ゼミ生の声 ①何を学ぶゼミなのか / ②実際に学んだ内容
・加藤藍太郎さん(4年生)
①地方創生をテーマとして、様々なイノベーションの事例から、これからの地域開発の在り方を議論するゼミです。これまでに学んできた多様な知識や経験を活用して多角的なアプローチで物事を見る能力を養います。
②私たちは「地元経済を創りなおす」という本を精読し、地域内循環係数という視点から議論を進めました。八王子市内の酒蔵でフィールドワークを行い、鹿児島県の「やねだん」という地域について調べ、地域循環の重要性を学びました。
・田代英一さん(3年生)
①「地方創生」をキーワードに、近年増加してきているU・Iターンによる田園回帰の特徴や、田舎と呼ばれる地域が伝統的に持つ魅力だけでなく、人口減少に対して行われている新しい取り組みについて学び、日本の東京一極集中という問題に取り組んでいます。
②なぜ、過疎という言葉の発祥の地と言われている島根県の子供の人口が増加傾向にあるのかという点に着目し、田園回帰を支援する側と迎え入れる側がとるべき行動を学習しました。また、八王子市主催の学生発表会に参加し、地域の活性化について学びました。
栗山ゼミ
栗山ゼミ
「人間主義的視点をもつ人的資源管理の研究」
学ぶ内容
人的資源管理論の理論的基礎である「組織行動論」の世界的入門書を徹底的に勉強する。そのために、毎週授業までに教科書を予習しLTDレポートにまとめて提出する。授業では関連のプレゼンテーションと小グループで共有しながら議論を通して理解を深める。3年次には、500ページに及ぶ専門書を読み切る。
4年次は、人間主義的な視点を持つ人的資源管理論の観点から様々なテーマについての論文を学び、卒業論文の作成に着手する。そして、自由に決めたテーマについて卒業論文の作成をゼミ生と何回も共有しながら改善してゆき、納得のいく論文を仕上げる。状況対応リーダーシップに基づき、能力、意欲ともに高い状況で卒業していくことを目標とする。
授業外に学生主導で、春プロジェクト、夏プロジェクトを運営する。これらの目的は、人的資源管理や組織行動の理論を、人材育成のための研修を企画・運営する能力を育成することにあり、他のメンバーとともに組織と個人のwin-winの関係を形成することにある。
ゼミ生が取り組んでいる研究テーマ
- 人生100年時代における日本女性のキャリア改革:副業とリカレント教育の観点から
- 他者評価依存と他者依存について:本当の自分を見つける重要性
- 体育会部活動における指導者の重要性:バレーボール部を事例としたリーダーシップ
- 地方活性化における地方企業の地域資源の活用:セイコーマートを事例として 等
ゼミ生の声
・西家光一さん(4年生)
栗山ゼミで学ぶのは、経営学の中でもでもソフトな一面を持つ人的資源管理論です。いわゆるヒト・モノ・カネの管理のうち、人のマネジメントについて学びます。授業では、心理学や社会学などを応用した分野の教科書を使用しました。ゼミで学んだリーダーシップ理論やモチベーション理論などは、日常生活にも役立っています。
・岡一郎さん(3年生)
人の可能性や尊厳性を重視した人的資源管理論を学んでいます。誰しもが持つとされる潜在的な才能を強みに昇華させ、活かすための方法について話し合い、研修の企画なども行っています。また、ゼミ生一人一人が授業で得た知識をその他の活動でも活かし、さらに学びを深めています。
リムゼミ
リムゼミ
「Political Economy/Multidisciplinary Technological/Area Studies of Creative Industries, Japanese Management and Industry 4.0」
学ぶ内容
Industry 4.0 explores the emergence of disruptive digital technologies such as robotics, blockchain, nanotechnology and 3D printing and their impact on human lives and jobs in globalized 21st century societies. Incorporating a cutting edge area studies perspective, it considers the challenges and long term implications of the rise of ‘Tech Giants’ such as Alibaba, Google and Baidu through the lens of past industrial revolutions, looking back at the transformative technologies and industrial developments - the steam engine, electrification, telegraph, mass production, and the rise of digital technology - upon which the modern world was built. It investigates the mirror profiles of the world’s largest tech companies in the US and China (Baidu and Google, Alibaba and Amazon, Wechat and Facebook) and provides a unique comparison of Tech Giants with 19th century colonial empires and monopolistic trading companies in terms of political-economic dominance. A key tool for instructors and students focused on courses on Technological History, Digital Technology and Cultures, New Media, Digital Ethics and China studies, this book provides practical guidance on how readers can equip themselves to face key workplace and societal challenges in a virtually interconnected world shaped by Tech Giant monopoly. (Source: https://www.palgrave.com/gp/book/9789811374692)
ゼミ生が取り組んでいる研究テーマ
Examples of Actual Themes for 2020 Final Year Papers:
- K-pop Music Talent Development Strategies: the case studies of Big Hit entertainment agency (and its BTS idol group) with some comparative references to J-pop’s AKB48
- A Brief Survey of Anime and Comic (Manga) Cultures in Japan
- Discussing the popularity of TikTok in Japan and its impacts
- Analysis of the Ghibli theme for Japanese Popular Culture
ゼミ生の声 ①何を学ぶゼミなのか / ②実際に学んだ内容
・ユ ジナさん(4年生)
①テーマは実用的指向性のビジネスの適用(practically-oriented business-applications)です。
日本だけではなく世界で行っている現代ビジネス理論や技術を学んで個人のキャリアアップを目指します。一セメスタに一つのテーマを学び、詳しい内容は以下の四つの項目になります。
(1) The Knowledge Based Economy (KBE), Creative Industries and Japan
(2) Emergence of the New Economy and Industry 4.0
(3) Changes and Disruptions in the Workplace, Skillsets and Adaptation
(4) Japanese Management
②授業は英語で行い、全てケーススタディを通して勉強します。教科書を覚えるのではなく実例を活用し、自分からの解決方法を考える力を身につけます。例えば、ゼミ1の時にはポケモンのケーススタディを通して、当時の日本とアメリカの事情(歴史)、アメリカ人がポケモンにはまった理由(経営戦略)を学んで自分なりの戦略を考えます。
・Wさん(3年生)
①ゼミ1と2では、日本のソフトパワーと大衆文化、第4次産業革命とその長所と短所について英語で学びます。
②第4次産業革命と失業の関係、日本のソフトパワー産業とその世界への影響など、最近の関連トピックについて英語で学びました。
望月ゼミ
望月ゼミ
「情報とビジネス」
学ぶ内容
学ぶ内容は、ゼミ生の要望を確認して調整します。
【3年前期】 アクション・ラーニング(以下、質問会議という)という手法を用いた問題解決やリーダーシップ養成について学びます。質問会議の手法を理解するために、質問会議のセッションを体験することから始めます。練習により質問力を向上させた後に、チームによる学習がどのように起こるのか、問題解決がどのように促進されるのかを理解していきます。担当教員はAL認定コーチです。
【3年後期】
(1)Google Colaboratory を使って、Python入門と機械学習入門を学びます。
(2)Raspberry Pi を使って、温湿度センサーからデータを読み込み、快適な状態なら、LEDを点灯させる簡単なプログラミングを作成します
(3)卒業研究テーマを決め、関連する先行研究を調査するために、文献調査と文献の紹介を順番に行なってもらいます。
【4年前期】自分の今後のキャリアを踏まえつつ、卒業研究のテーマを決め、研究を進めてもらいます。
【4年後期】最初に、卒業研究の中間発表を順番におこなってもらいます。その内容を踏まえて、個別指導をしながら、卒業研究の完成を目指してもらいます。
ゼミ生が取り組んでいる研究テーマ
ゼミ生が取り組んだ研究テーマの例を示します。
・AIが社会に及ぼす影響について
・シェアリングエコノミーについて
・eスポーツの可能性について
・デジタルマーケティングの事例研究
・キャッシュレス決済の普及について
・八王子市の都市農業について
・フードロスについて
ゼミ生の声 ①何を学ぶゼミなのか / ②実際に学んだ内容
・横川秀美さん(4年生)
①私達のゼミは、ATC21Sが提唱する21世紀型スキルの育成を目的としています。このうち、「思考の方法」「仕事の方法」に関するスキルをアクション・ラーニングの手法習得を通じて、社会で必要な協同性や問題解決行動能力を伸ばしています。加えて、室内で行うプロジェクト・アドベンチャーによりチームビルディングも行います。
②アクションラーニング(質問会議)では、YES/NOでは答えられない5W1Hでの問いかけをしていくことでチーム脳が生まれ、対話型のコミュニケーション能力をつけることができました。また、AI等に関する最先端の技術について知見を深める機会があり、学生同士で考察を述べることで更に知的好奇心が高まりました。
・青山秀樹さん(3年生)
①知識情報処理、教育工学などに関するテーマ
②AIといったIT技術の特徴と今後の社会の変化について、タイムリーな情報とともにゼミで論議した。また、文献や論文を読み込みまとめ、ゼミで発表することで、論理構成の立て方を学んだ。そして、調べてきた内容に対してディスカッションし、課題や展望について考察する活動をしている。
中村ゼミ
中村ゼミ
「ESG(環境・社会・ガバナンス)の視点から見た「サステナブル企業」における金融・財務的分析」
学ぶ内容
「金融」は経済の血液と言われます。現代は、社会の中の「お金(資金)」の流れが変化してきており、その使い方次第で社会を良くも悪くもすることができます。この問題意識のもと、中村ゼミでは、金融・財務の知識に基づいてグローバルな社会問題の解決に取り組んでいきます。研究テーマであるESG投資やソーシャル・ファイナンスとは、格差、貧困や環境問題の解決を目指す、社会で意義のある企業への投融資のことであり、ノーベル平和賞受賞者M.ユヌス氏の創設した貧者のためのグラミン銀行もその一つといえます。また奨学金も学生の夢を支援する金融の仕組みです。このように、お金の使い方には「哲学」が重要であり、ゼミ生達は金融の仕組みを学んだ上で格差や貧困など社会課題解決のための社会を変えるという思いを以て研究に励みます。
ゼミ学習プログラムは、3年次前期は専門書の輪読とプレゼンによって基礎知識の蓄積と共有化を図ります。次に問題解決型の自主的学習として、後期に日経STOCKリーグや日銀学生グランプリの学生大会に挑戦し、社会問題の分析力を磨きます。また「サステナブル企業」とは何かについて考え抜くために、文献・ヒアリング調査や財務データ分析を行う研究プロセスも学びます。4年次にはゼミ活動で学んだ集大成として「卒業論文」をまとめあげます。
ゼミ生が取り組んでいる研究テーマ例
地方創生における地方銀行の行方 - 地域密着型金融で地方を再生する-
地域課題解決に向けてクラウドファンディングの活用の可能性 -長期的な地域活性化における新たな金融のあり方-
ESG投資と女性活躍-女性社員雇用と女性管理職と業績の関係性から-
フィンテックの視点から見た日本における電子決済の考察
個人投資家の存在が企業業績に与える影響についての分析-大戸屋のM&A事例から-
日本における家族・同族経営(ファミリービジネス)の展望 -独ミッテルシュタット社の比較から-
ゼミ生の声
西海 藍 さん(4年)
ゼミの魅力は、ゼミ生一人ひとりが主体性を持って勉学に励んでいることです。それぞれが社会課題に関心を持ち、サステナブルな思考で課題解決に取り組んでいます。またゼミ以外の活動に積極的な学生も多く、様々なところで頑張る姿に刺激をもらいます。明るく、学生の成長を思ってくださる中村先生のもと、社会の基盤である金融の知識を学び、切磋琢磨できる仲間との議論の中で、思考力や人間力を磨いていけるゼミです。
野見彩珠 さん(4年)
中村ゼミでは社会的責任投資(SRI)に関する教材を通し、社会の基盤である金融の役割について学んでいます。金融の基礎知識を身に着けた後は、学生が興味関心を持った社会課題について研究に励み、仲間と議論しあい学びを深めていきます。ゼミ以外の活動も主体的に取り組む学生が多く、互いに刺激を受けながら活動できます。また中村先生は学びや将来の進路など常に相談にのってくださり、学びを深め、人間力も鍛えることができます。
野村ゼミ
野村ゼミ
「企業評価と環境問題」
学ぶ内容
これまで、企業の評価は財務的な視点での評価のみが着目されてきましたが、近年、環境対応中心に社会的な側面も重要視されるようになってきました。本ゼミでは統合報告書(財務データと非財務データの双方を合わせた企業の報告書)などの分析を通じ、企業評価を総合的にできる力を身につけていきます。前半では、基礎的な理解を身につけるために、環境問題の本質(地球温暖化の仕組みやプラスチック問題の世界的な動向など)、環境経営とは何か、ESG投資(環境、社会、ガバナンスに配慮した投資形態)などについて、テキストを輪読していきます。具体的には、報告者を決めて、テキストの内容を要約し問題を提起して議論したり、LTD形式で議論したりすることにより理解を深めていきます。とりわけ、ESG投資は近年、2030年を目標達成とするSDGsの推進と共に話題を集めており、企業活動の視点からも財務的な視点からも分析力を養うことのできる重要なテーマであると言えます。輪読により身に着けた知識を基に、後半で、実際に自分たちで選んだ企業を分析していきます。
ゼミ生が取り組んでいる研究テーマ
卒業論文のテーマ:「建設業界の環境活動の比較」、「銀行の環境活動―都市銀行と地方銀行の比較」等、業種別の環境経営分析と共に、最近では、SDGsから見た企業行動の分析などを取り上げている。また、3年次には、外部での研究発表として、食品ロス問題を中心にサプライチェーンでの分析を行っている。
ゼミ生の声 ①何を学ぶゼミなのか / ②実際に学んだ内容
・堀内百花さん(4年生)
①環境に関する教材や資料の内容を通じ、議論を交わすことで環境問題の本質や、環境経営とは何かを知る。その中で、ESG投資やSDGsについての知識を深め、社会・環境問題への取り組みによる世界の変化を学ぶ。さらに、エコプロダクツ展の展示に向けたフィールドワークやプロジェクトで、学びをアウトプットする。
②食品ロス問題について学び、削減プロジェクトを立ち上げた。先進国ではサプライチェーン全体、途上国では消費前段階で食糧廃棄が多く発生しており、地域毎の対策が必要である。日本においては、消費者の過度な安全志向や商慣習が要因となっている。プロジェクトを通し意識改革を促すことで、「Think Globally, Act Locally」の重要性を学んだ。
・高橋洋子さん(3年生)
①地球環境問題を共通のテーマに、企業の視点で環境問題を学んでいます。また、環境問題解決のためフィールドワークを盛んに行っており、近年はフードロス削減に向けたプロジェクトに取り組んでいます。
②テキストや外部講師の方による講義で、企業の環境活動の現状や課題を学び、そこから自分たちには何ができるのかを調べて考えていきました。そこから一人一人の行動が大切であると気づき、プロジェクトを通して私達から変えていこうと日々挑戦しています。
大場ゼミ
大場ゼミ
「歴史で学ぶ、教養と日本企業の特徴」
学ぶ内容
大場ゼミでは、日本企業の歴史を学んだ上で、100年以上経過しながら現在でも読み継がれる古典を読み、「日本の土台・特徴は何か、アメリカ・ヨーロッパ・中国など海外の人々の土台にあるものは何か」などを検討しています。
歴史は知恵の宝庫であり、なかでも古典には時間の経過を耐え抜いた力があります。歴史を学ぶ意味とは、普遍的な知恵を受け継ぎ、自分の力を高めることにあると思います。例えば、マックスウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』、渋沢栄一の『論語と算盤』、中国の『論語』などが重要文献です。
大場ゼミでは、難解な文献を読み解く力が身に着き、ゼミ内での発表でプレゼンテーション能力が高まります。そして、内容の理解と質疑応答を通じて、世界で戦うビジネスパーソンに必須とされる教養を修得できます。この歴史に基づく教養こそ、他のゼミにない特徴と言えるかもしれません。
卒業後、社会人となる皆さんには実践的な知識も大切ですが、一方で変化の激しい現代では、すぐに役立つ知識はすぐに陳腐化し、役に立たなくなります。大場ゼミでは、歴史を学び、どんな時代でも通用する普遍的な知恵の修得を目指しています。
ゼミ生が取り組んでいる研究テーマ
大場ゼミでは、ゼミ生が興味のあるテーマを自分で探し、卒業研究に取り組んでいます。どんなテーマにもその背景には歴史があるため、歴史を踏まえた考察であれば、どのようなテーマにも取り組むことができます。
例えば、近年では以下のようなテーマに取り組んでいます。「女性の活躍を妨げる要因は何か」、「婚活はなぜ流行しているのか」、「待機児童はなぜなくならないのか」、「公認会計士はAIで代替可能か」、など。
ゼミ生の声
・井上大和さん(4年生)
主に経営史を学んでいます。企業・企業家の行動や経緯、背景を歴史的に解明し理解する力を身につけています。1つの企業にフォーカスし、プレゼンテーションを行い、ゼミ生同士で意見を交換し合うことで理解を深めています。過去から得た知識を現代社会に繋げるプロセスを学ぶことで、問題を解決する能力を高めています。
・高木良美さん(3年生)
日本の大手企業の歴史や成功した理由、経営者たちの心得を学ぶことが出来ます。一つのテキストを通じて、グループに分かれてプレゼンを行います。大手企業の歴史が毎回興味深いです。毎回のプレゼン後には、質疑応答や感想、意見を言う時間があり一人ひとりの考えを知ることが出来ることも面白いです。
岡田ゼミ
岡田ゼミ
「ゲーム理論と人間行動」
学ぶ内容
岡田ゼミでは、戦略的な思考を身に着け、社会的な状況の説明や予測を行う。ゲーム的状況(独立に意思決定できる複数のプレイヤーが一つのゲームに参加している状況)に直面している意思決定者は、自分の行動だけ考えれば済むわけではなく、相手の行動も考慮しなければならず、複雑な推論を必要とする。現代社会の多くの場面はゲーム的状況として記述できるので、この思考法の適用範囲は広い。このことで、端的に言えば大人の喧嘩に勝つ方法を理解することができる。もちろん、だからといった実際に勝てることを保証するわけではない。
ゼミ生が取り組んでいる研究テーマ
GoToトラベルの政策思想と制度設計の対応について 等
ゼミ生の声
・李広毅さん(3年生)
①何を学ぶゼミなのか
「ゲーム理論と人間行動」をテーマに研究します。ゲーム理論を学ぶことにより、常に相手の立場から物事を考え、一歩先の人間行動がどうなるのかを分析します。また、企業経営における交渉戦略から、国家間の紛争と協調まで幅広い応用範囲で状況を説明したり、予測したりすることが考えられます。
②実際に学んだ内容
前半はいくつかの事例について、ゲーム理論を用いて分析しました。その後グループに分かれ、グループごとで特定の演習課題を深く話し合い、テーマを決めた後、資料を調べ、先生から助言を与えられました。最終的には、やり遂げた内容を発表しました。
里上ゼミ
里上ゼミ
「多様性と企業:比較経営学の視点」
学ぶ内容
現代の社会において多様性は重要な概念であり,企業にとっても多様性とどのように向き合っていくかが重要な課題となっています。とはいえ、多様性と言ってもいろいろな角度から検討することが必要です。国ごとの多様性(資本主義の多様性と企業の関係など),国内での多様性(地域特性や業種・企業規模による違いなど),企業内での多様性(ダイバーシティマネジメントなど)というように,多様性をさまざまなレベルから検討し,なぜ企業が多様性と向き合っていかなければならないのか,そのうえで克服すべき課題は何かという問いを出発点としています。まず3年次の春学期には全員で文献を輪読して議論を重ね,多様性と企業という大きな課題についての理解を深めると同時に批判的検討の手法を身に着けていきます。3年次の秋学期にはゼミ生が持ち寄ったテーマからグループワークを行い、それらの学びを踏まえて4年次には各自が選択した卒業論文の執筆をします。2万字を超える学術論文に取り組むことで大学での学びの集大成とします。
ゼミ生が取り組んでいる研究テーマ
「企業不祥事は何故起きるのか」「日本の中小企業における障碍者雇用の促進」「健康格差に民間企業は貢献できるか」、「中国の高齢化問題がアジア経済に与える影響について」「製品アーキテクチャ論から考える日本の技術力を活かす方法」、「中小および赤字鉄道会社が生き残るための多角化戦略」「男性の家事育児参加による児童虐待防止への一助:企業による対策」「環境ビジネスで男女協働を促そう」等
ゼミ生の声 ①何を学ぶゼミなのか / ②実際に学んだ内容
・小出友香さん(4年生)
①自分の興味のある社会問題などについて理解を深めることができます。授業では先生から様々な知識を学びますが、ゼミでは自らわからないことを調べ、解決し、新たな考えを自身が提示する必要があります。そのため、「意欲的に学ぶ姿勢」を鍛えるゼミだと考えています。
②私の場合は、現在社会問題として大きく取り上げられている「高齢化問題」に着目しました。なかでも、経済大国である中国の高齢化問題はとても深刻です。これまで中国はアジアの経済成長を牽引してきました。しかしこの中国の高齢化問題によって、アジア経済の成長モデルは転換が必要であるということを明らかにしました。
・尾倉舞香さん(3年生)
①里上ゼミでは、企業と多様性について学んでいます。現代の社会において多様性とは重要な概念であり、企業側も向き合い方が大きな課題となっています。国ごと、国内、企業内というようにさまざまなレベルから企業と多様性の関係性について検討し、書籍や論文、ディスカッションなどを通して理解を深めています。。
②春学期には、市場経済の多様性について書かれた書籍や専門分野である先生の見解を元に発表を行い、理解を深めました。
秋学期には、12月に行われるゼミ大会に向けて、チームごとに興味関心のある分野を研究しました。ゼミ大会は、京都大学や大阪大学などの学生と合同で行うため、刺激的な経験となりました。
志村ゼミ
志村ゼミ
「人間主義経営と金融データ分析」
学ぶ内容
人間主義経営と金融データ分析について学んでいきます。社会人としてのリテラシーである金融、客観的に事実を見極めるために必要なデータ分析、そして、創価大学経営学部のコアとなる人間主義経営をバランスよく学習していきます。
「金融」とは社会の血流であり、血流が止まれば社会は破綻します。「データ分析」はファクトをしっかりと見定め、考えていくことで、周りの人を説得できる力を培っていきます。そして、「人間主義」という魂がなければ、経営は単なる金儲けの手段や手法にしかならないと考えます。このように、「金融データ分析」というハードスキルと「人間主義経営」というソフトスキルを身に付けることをゼミの目標としています。
具体的には、統計ソフトであるRを学び活用し、ビックデータを使いながらデータ分析力を養います。例えば、ビックデータから顧客情報から分析し、特定の製品の特性を活かしたマーケティング課題を考えます。また、各個人が選択した国内外の企業を財務データと会社IR情報等から企業が取り巻く事業環境や企業の戦略を分析していき、ビジネスコンテストにも積極的に取り組んでいきます。
ゼミ生が取り組んでいる研究テーマ
ビッグデータを使って統計処理を行い、企業のマーケティング課題を分析する。また、研究成果をデータ分析系のビジコンに参加し、幅広い知見を身につける。
企業の財務データ等を分析し、企業戦略を定性・定量分析を行う。また、プレゼンテーション及びレポート作成を通して、コミュニケーション能力を培う。また、収益予測を行い、企業評価を実施する。この研究成果をビジコンへの参加により、英語におけるレポート作成能力を培う。
ゼミ生の声
・森愛海さん(4年生)
「金融論」を学ぶ中で、私は戦略・財政・データ面からみた日用品業界の企業比較分析を行っています。また、「社会人3年目で必要とされる人材になる」ことを目標に、人間力を磨く事も大切にしています。企業分析は、どのような仕事をどのような未来に向けて成し遂げていきたいかを明確に捉えるきっかけとなりました。
・有吉由羽さん(3年生)
志村ゼミは、マーケティング・金融分析について学ぶゼミです。ゼミ生は関心のある分野に合わせてビジコンの種類を選ぶことができます!私はマーケティング戦略のビジコンに参加し、製品戦略のノウハウを実践から学び取ることができました。難しい部分もありますが、常に先生や先輩方のサポート体制が整っていると感じます。
安田ゼミ
安田ゼミ
「社会課題を解決・改善する実現可能性のあるビジネスモデルの考案と検証」
学ぶ内容
経営戦略論の分野の一つであるビジネスモデルについて知識や理論を学ぶことを通じて、それらを活用する能力と、ビジネスパーソンとして重要な「課題解決力」、具体的には「論理思考力、多面的考察力、主体的実践力、チームワーク力」などを磨くことを目指します。
そのために授業で経営戦略論やビジネスモデルに関する知識を学び、授業外で「社会課題をビジネスのさまざまなフレームワークを用いて解決する価値提案活動」をチームで行い、学外のプレゼンテーション大会などに参加しています。
提案活動に際し、SDGsを念頭に置き、皆にとって身近な社会問題を取り上げ、それを解決するオリジナリティがあり、実現可能性のあるビジネスモデルを考案、検証し、その最終的な成果をまとめています。
ゼミ生が取り組んでいる研究テーマ
過去3年間では以下のようなテーマを取り扱いました。
- 海外インターンに関する相談CtoCサービスの考案
- 高次脳機能障害専用のワンストップ情報サイトの提案
- 技能実習生の日本語能力と専門用語の理解を促すサービスの考案
- モラトリアムシニアの居場所づくりプロジェクト
- ADHD大学生の就職支援プロジェクト
- 小学生への心肺蘇生教育のためのカードゲーム開発
- NECと共同で認知症予防アプリの考案
ゼミ生の声 ①何を学ぶゼミなのか / ②実際に学んだ内容
・新井修也さん(5年生)
①経営戦略論を専門とし、主にビジネスモデルに関する教材を用いて企業の戦略について学習します。授業での座学に加え、サブゼミではチームで社会問題を選定し、行政や企業に対しての調査を行い、実際にビジネスモデルを考案します。また、学外の発表会に参加することで、社会人基礎力を同時に培える場となっています。
②授業では、実際の企業の事例を用いて「利益を生み出す仕組み」について学びました。そしてサブゼミでは、実践的に学習できる環境があることで、授業で学んだ知識をさらに深めることが出来ました。
・諏訪部小夏さん(3年生)
①経営戦略論の知識を中心に学び、「人間主義に立脚した世界の実現のため、社会の問題を解決する知恵の人を育成し輩出する」という理念のもと、社会問題を解決するビジネスモデルを1年かけて実際に考案しています。
②私は、高次脳機能障害者の社会復帰というテーマで、この障害に特化した情報提供サイトを考案しました。座学に加え、有識者や当事者へのヒアリングなどのフィールドワークを経験することで、困難に立ち向かう強さを養うことが出来ました。
吉元ゼミ
吉元ゼミ
「企業の経営戦略に関する研究」
学ぶ内容
ゼミでは、テキストとビジネス・ケースを用いて、企業戦略の成功例と失敗例をもとに、「その差は何か」「なぜ成功したのか」「なぜ失敗したのか」について考察する訓練を通じて、戦略的思考を磨くことを目的としています。具体的には、「経営戦略入門」等、基本となる教材を輪読し、また「ケースメソッド入門」というテキストを利用し、明月堂やヤマト運輸等の企業ケースを取り上げ、企業が置かれた状況やポジショニング、そして問題解決についてケーススタディを行いました。学生自らが考え、悩み導きだしたソリューションをどのような根拠をもとに導き出しなのかをディスカッションできるよう指導を心がけています。ゼミ生としての成果物として、3年生は年末にグループワークによる発表大会、4年生は卒業論文の作成を目標として作業に取り組んでもらいます。
ゼミ生が取り組んでいる研究テーマ
学生たちは自らの進路と関連のある企業やNGO組織の経営戦略や海外展開に関する研究を主に取り組んでおります。
令和2年の4年生の研究テーマは次の通り。
- タピオカ社会現象と流行理論
- 地域アイデンティティと地方創世戦略~鷲宮町の「らき☆すた」のケースを中心に
- 近畿大学はなぜ志願者数1位なのか 等
ゼミ生の声 ①何を学ぶゼミなのか / ②実際に学んだ内容
・渡辺智慧さん(4年生)
①主に国内・海外企業の経営戦略を学びます。
②韓国と日本の経営戦略の違いを学びました。長年韓国で勤務されていた吉元先生の体験談などから、各国の経営戦略や働き方の特徴を知りました。他には、ゼミ生が各自関心のあるテーマで論文を作成し、各テーマに関連する業界の動向などについて話し合いました。
・米森剛希さん(3年生)
①「経営戦略論のインプット、アウトプット」を学びます。
第1期として、0→1を考える中での「経営戦略論を活用できるように」との思いで、本からインプットし、実際の施策に対しての話し合いや流行りのもの等、身近な話題をテーマにし、経営戦略論の視点で探るワークショップの企画等で生かすといったアウトプットを行っています。
②まず、『経営戦略入門』という教科書を用いて、企業が低迷した業績をどのように回復させたのか、業界トップに躍り出たのか等を学びました。その後、ケーススタディの資料を用いて、実際に自分たちでSWOT分析や5Forceモデルなどを参考に、企業の現状分析、課題の発見を行い、経営戦略を立て、ディスカッションしました。