一緒に留学した河原君(右)、西家君(真ん中)と大学到着初日に看板の前で(一番左が谷さん)

2020年01月09日 09時35分

経営学部 グローバルプログラム ビジネススクール留学「ベトナム国家経済大学」学生リポート vol.3

    経営学部グローバル・ビジネススクール留学「ベトナム国家経済大学」学生リポート
    2018年8月上旬~2018年12月末まで経営学部のグローバルプログラム(GP)で、ベトナム・ハノイにあるベトナム国家経済大学へと留学した、経営学科47期生の谷 清さんからのリポートです。
     
    ≪GPベトナムとは≫
    GPベトナムとは経営学部独自のプログラムで、ベトナム国家経済大学に長期留学(5か月間)するものです。現地で私は、大学のビジネスコースに行き、イギリス人の先生による英語での授業を受けました。受けた科目はHuman resource management、Management accounting、Marketing essentialsの3科目です。

    ≪GP留学に行った感想≫
    今回の留学で印象に残ったことが3つあります。
    1つ目は、授業の内容が良かったことです。
    特にHuman resource management という授業では週に1回、グループプレゼンテーションがありました。内容としては、実際にベトナムにある企業を訪問し、diversityやcompensation and benefitなどの授業で学んだテーマに基づいて企業で聞いた内容をメンバーと話し合い、問題点や解決策を見つけ出し、全体で発表するというものです。最初発表をする際は緊張で足がふるえ、言葉が出ないときもあるなど、辛いと感じることもありました。しかし、グループのメンバーと話し合いを重ね、毎週苦しみながらもみんなの前で発表する中、どんどん自信がつき、最終的には自分の意見やアイデアを英語でためらいなく話せるようになりました。
    2つ目は、ベトナムの環境です。ベトナムでは毎日、日本とは異なる様々な出来事に驚きながらも生活していました(笑)。
    ベトナムの道路には信号がなく、道路を埋め尽くすほど多くのバイクや車が毎日行き交い、それをうまく避けながら道を渡る事はとても大変でした。また、ベトナムの朝は早く、みんな6時頃から活動しており、学校の授業が8時から始まることにも驚きました。食事の面ではどれも美味しく、一食200円前後と安価だったので、経済的にとても助かりました。
    3つ目は、ベトナムの人達です。ベトナムの人は本当に日本が大好きで、先生も生徒もみんなが自分たちを常に気にかけてくれ、可愛がってくれました。クラスでは留学生が私を含めて3人だけだったため、最初は授業についていけませんでしたが、毎回の授業の後に先生が「今日の授業で聞き取れなかったところはどこ?」と必ず聞いてくれ、丁寧に教えてくれたので、英語がメキメキと上達しました。
    ベトナム国家経済大学への留学を通して、語学力や専門性を向上させるだけでなく、現地の学生たちとの対話によって、異なる価値観を受け入れる寛容さを得ることができ、また異なる価値観を受け入れつつも自分の意見をしっかり言っていくことも大切だと感じることができました。留学をして本当に良かったと感じています。

    ≪受験生へのメッセージ≫
    「英語に自信がないから無理だ」などと思う必要はありません。自分も大学入学当時はTOIECの点数が350点しかありませんでしたが、創価大学でたくさん勉強をし、長期留学に行けるまでの英語力をつけることができました。創価大学には、自分のしたいことに本気で取り組むことができる環境が整っていますので、心配しなくて大丈夫です。少しでも海外に興味のある方、語学を習得したい方は創価大学に来てください。
    また、受験勉強は大変だと思います。思うように成績が伸びないなどの悩みもあるかもしれません。そんなときは『何のために創価大学に行きたいのか』を今一度考えてみてください。私は「創価大学に入り、たくさん留学をしたい」と思い、受験勉強を頑張りました。そして大学に入って3か国(イギリス・ベトナム・カナダ)に留学し、充実と感謝の毎日です。
    このレポートが少しでも皆さんの入学動機のきっかけになったら嬉しいです。創価大学で皆さんをお待ちしています。
    ページ公開日:2020年01月09日 09時35分
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